冬のキャンプ場では、冷たい風にさらされながらペグを打ったり、細かなガイロープを結んだり、スマートフォンで周辺情報を確認したりと、手元を使う場面が数多くあります。手元の操作性が落ちると、作業のスムーズな進行に影響が出やすくなります。
結論: 結露や洗い物などの濡れを想定した設営・片付けならSHOWA TEMRES02winter、スマートフォン操作や普段使いのスムーズさを重視するならTHE NORTH FACE Etip Glove、60g 3M Thinsulate Eco、撥水SoftShell、タッチ対応合成皮革という防寒作業グローブの構造を重視するならMechanix ColdWork Originalが合います。ただし、3製品とも焚火や高温の器具を扱う用途には対応していません。
秋冬シーズンの準備全体を見直したい方は、秋冬キャンプの寒さ対策や冬キャンプ初心者の持ち物もあわせて参考にしてみてください。
冬キャンプ向け手袋はどう選べばいい?
設営から就寝前まで、冬のキャンプシーンで求める機能は時間帯や作業内容によって変わります。選ぶ際は次の4つの基準を意識してみてください。
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手の動かしやすさとグリップ性 テントの設営やロープワーク、荷物の積み下ろしでは、適度なフィット感と滑り止めが欠かせません。分厚すぎるミトンタイプは温かいものの、細かな指先のコントロールが難しくなります。
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防水性と対応する水濡れの範囲 夜露や朝の結露、湿った地面に触れる作業では、手袋が濡れると冷えを感じやすくなります。生地全体が防水なのか、甲側のみの撥水なのか、どこまで濡れに耐えられるかを確認しておく必要があります。
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着用したままの端末操作 設営手順の確認や緊急時の連絡、写真撮影など、冬の屋外でもスマートフォンを触る機会は頻繁にあります。手袋を外さずにタッチ操作ができるかどうかも実用上の大きな違いになります。
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火気・熱源への対応可否 防寒グローブの多くは化学繊維で作られており、火の粉や高熱に耐える構造にはなっていません。焚火調理や薪の投入には、防寒用とは別に素材名や厚さだけで判断せず、作業用途とメーカーが示す耐熱条件に適合した専用手袋を用意し、場面ごとに付け替えることが大切です。
商品ごとに仕様と購入先を確認できます。参考価格と販売店の現在価格は異なる場合があります。
ショーワグローブ
SHOWA TEMRES 02winter Lサイズ
参考価格 販売店で確認
- サイズ
- L
- カフ
- 非防水
- 本体
- ポリウレタン全面コーティング・透湿防水
その他の仕様を見る
- 品番
- 記載なし
- 機能
- 記載なし
- 色・サイズ
- 記載なし
- 掌側
- 記載なし
- 甲側
- 記載なし
- 保温材
- 記載なし
- 型番・サイズ
- 記載なし
THE NORTH FACE
THE NORTH FACE Etip Glove NN62613 ブラック L
参考価格 販売店で確認
- サイズ
- 記載なし
- カフ
- 記載なし
- 本体
- 記載なし
その他の仕様を見る
- 品番
- NN62613
- 機能
- タッチスクリーン対応
- 色・サイズ
- ブラック・L
- 掌側
- 記載なし
- 甲側
- 記載なし
- 保温材
- 記載なし
- 型番・サイズ
- 記載なし
Mechanix Wear
Mechanix Wear ColdWork Original L CWKMG-58-010
参考価格 販売店で確認
- サイズ
- 記載なし
- カフ
- 記載なし
- 本体
- 記載なし
その他の仕様を見る
- 品番
- 記載なし
- 機能
- 記載なし
- 色・サイズ
- 記載なし
- 掌側
- タッチ対応合成皮革
- 甲側
- 撥水SoftShell
- 保温材
- 60g 3M Thinsulate Eco
- 型番・サイズ
- CWKMG-58-010・L
| 比較項目 | ショーワグローブ SHOWA TEMRES 02winter Lサイズ | THE NORTH FACE Etip Glove NN62613 ブラック L | Mechanix Wear ColdWork Original L CWKMG-58-010 |
|---|---|---|---|
| 参考価格 | 販売店で確認 | 販売店で確認 | 販売店で確認 |
| サイズ | L | — | — |
| カフ | 非防水 | — | — |
| 本体 | ポリウレタン全面コーティング・透湿防水 | — | — |
| 品番 | — | NN62613 | — |
| 機能 | — | タッチスクリーン対応 | — |
| 色・サイズ | — | ブラック・L | — |
| 掌側 | — | — | タッチ対応合成皮革 |
| 甲側 | — | — | 撥水SoftShell |
| 保温材 | — | — | 60g 3M Thinsulate Eco |
| 型番・サイズ | — | — | CWKMG-58-010・L |
| 販売店 |
※選定時の参考データとして、2026年10月16日11時50分時点のAmazon売れ筋ランキングを確認しています。SHOWA TEMRES02winterはメンズアウトドアグローブカテゴリで1位、THE NORTH FACE Etip Gloveは同カテゴリ120位、Mechanix ColdWork Originalは別カテゴリである軍手カテゴリで340位でした。カテゴリが異なり順位も日々変動するため、一概に売れ筋順で優劣を決めるのではなく、作業環境と用途の違いを基準に選択しています。
濡れを伴う設営や撤収に向くモデルは?
手袋本体の透湿防水と保温性を重視する場面には、SHOWAのTEMRES02winterが適しています。
手袋本体を透湿防水性のあるポリウレタンで全面コーティングしており、結露で湿ったテント生地の撤収や水場周りでの作業でも、内部に水分が浸入しにくい構造です。手首側には絞り込めるドローコード付きのカフが設けられており、冷気や雪の入り込みを軽減します。
注意点として、ドローコードが付いているカフ部分は非防水仕様となっています。そのため、手首まで水に浸かるような状況には適していません。また、耐熱、耐切創、絶縁手袋ではないため、火の粉が飛ぶ焚火の近くや刃物を扱う作業での使用は避けてください。
詳しい仕様はSHOWA 公式製品ページでも確認できます。

ショーワグローブ
SHOWA TEMRES 02winter Lサイズ
手袋本体は透湿防水、カフは非防水。耐熱・耐切創・絶縁用途ではありません。
スマホ操作と普段使いを重視するなら?
移動中やキャンプ場でのリラックスタイムに着用したまま操作を完結させたいなら、THE NORTH FACEのEtip Glove NN62613が扱いやすい選択肢です。
適度なストレッチ性を持つフリース素材で作られており、掌部にストレッチフリースを配置しています。タッチスクリーン対応のため、設営の合間にスマートフォンで案内を確認したり写真を撮影したりする際も、手袋を着けたままのタッチ操作に対応します。
ただし、こちらは防水仕様や耐熱仕様のグローブではありません。雨やみぞれが降る屋外での長時間の作業や、焚火周りでの使用には対応していないため、天候や作業内容に応じて使い分ける必要があります。
詳しい仕様はTHE NORTH FACE(ゴールドウイン)公式製品ページに掲載されています。

THE NORTH FACE
THE NORTH FACE Etip Glove NN62613 ブラック L
タッチスクリーン対応フリースグローブ。防水・耐熱仕様ではありません。
防寒作業グローブの構造を重視するなら?
ペグ打ちや荷物の運搬など、作業性のバランスを重視したい場面には、MechanixのColdWork Originalが候補になります。
手の甲側には撥水SoftShellが使われています。掌側に操作性と耐久性を意図したタッチ対応合成皮革を使用しています。
注意点として、甲側の撥水機能はあるものの、手袋全体が完全防水というわけではありません。強い雨や水たまりに手をつくような場面では浸水するリスクがあります。また、耐熱仕様は確認できないため、焚火や炭の取り扱いには使用できません。
AmazonのLサイズはCWKMG-58-010です。公式参考ページ末尾のCWKMG-58-011は同シリーズのXLサイズなので、購入時はL/XLを取り違えないでください。仕様の詳細についてはMechanix 同シリーズ参考ページなどを参照してください。

Mechanix Wear
Mechanix Wear ColdWork Original L CWKMG-58-010
甲側撥水SoftShellの防寒作業グローブ。完全防水・耐熱仕様ではありません。
火気や高温器具を扱うときの注意点は?
今回比較した3モデルは、いずれも防寒性や作業性を重視して設計されたグローブであり、耐熱グローブではありません。
焚火、薪、加熱したクッカーや鉄板を扱う際は、素材名や厚さだけで判断せず、作業用途とメーカーが示す耐熱条件に適合した専用手袋に付け替えて作業を行ってください。
濡れ対策の防寒グローブ、操作性の良い日常用グローブ、そして火気用の耐熱グローブと、役割ごとに手袋を分けることが冬キャンプを安全に楽しむための基本です。
まとめ
冬キャンプの手袋は、自分がフィールドでどんな作業を一番多く行うかによって適したモデルが変わります。
- 水濡れや結露への対策を最優先にするなら、防水透湿仕様のSHOWA TEMRES02winter。
- 指先の動かしやすさとスマートフォンの操作性を重視するなら、THE NORTH FACE Etip Glove。
- 60g 3M Thinsulate Eco、撥水SoftShell、タッチ対応合成皮革という防寒作業グローブの構造を重視するなら、Mechanix ColdWork Original。
いずれのモデルを導入する場合も、焚火や調理用の耐熱手袋とは明確に役割を切り分け、ご自身の利用環境に合った型番・サイズを用途に合わせて選択してみてください。



