キャンプを始めて3年目の夏、雨上がりの翌朝にクーラーボックスの底を触ってみたら、びしょびしょだった。地面に直置きしていたせいで、底面から染み込んでいたんです。食材は無事だったけれど、あの感触はいまでも覚えています。その週末に即注文したのがフィールドラックです。

結論から言うと、フィールドラックはキャンプ道具のなかで最も「買って後悔なし」に近いギアの一つだと思っています。コンパクトに折り畳めて、積み重ねできて、荷物を地面から守れる。それだけのことなんですが、サイトの快適さが明らかに変わりました。

この記事では、ユニフレームをはじめとした定番5モデルを比較します。正直なところ、どれを買っても大きく外れることはありません。ただ「予算」「スタッキングへのこだわり」「何枚買うか」によって最適解が変わってくるので、そのあたりを詳しく解説していきます。


フィールドラックの選び方3つのポイント

1. 耐荷重は「30kg以上」を必ず確認する

フィールドラックの用途として多いのが、クーラーボックスやウォータージャグの台です。大型クーラーに氷と食材を入れると15〜20kgになることも珍しくありません。耐荷重が低いモデルを使うと、フレームがたわんで転倒の原因になります。

主要モデルはいずれも耐荷重30kgを確保していますが、中国系のノーブランド品には耐荷重表示が曖昧なものもあるので注意が必要です。定番ブランドを選ぶ理由の一つはここにあります。

2. メッシュ vs 天板の違いを理解する

フィールドラック本体の天面はメッシュ構造が主流です。メッシュの利点は「汚れが下に落ちる」「水はけがいい」「軽い」の3点。ただし小物が落ちやすいという欠点もあります。

オプションの木製天板やステンレス天板を追加すると、フラットなテーブル面として使えます。天板を付けるかどうかは最初から決めておくと、総予算が組みやすくなります。

横にスクロールして比較できます
天板タイプ用途価格帯特徴
なし(メッシュのみ)荷物置き・ラック—通気性◎ 小物落ちやすい
木製天板テーブル兼用約3,000〜5,000円温かみあり 重い
ステンレス天板熱いもの置きOK約5,000〜6,000円耐熱◎ 錆びにくい
アルミ天板テーブル兼用約2,000〜3,500円軽い コスパ◎

3. スタッキングを重視するなら同メーカーで揃える

フィールドラック最大の機能がスタッキング(縦積み)です。複数枚を重ねて段棚として使えるのは、このジャンルのギアの醍醐味。ただし、異なるメーカーのラック同士を混在させると寸法の微妙なずれで不安定になることがあります。

ユニフレームを基準に買い足すなら、互換性の検証がされているキャンピングムーンのT-230A(ステンレスモデル)か、同じユニフレームの追加購入が安心です。


おすすめ5選 スペック比較

商品ごとに仕様と購入先を確認できます。参考価格と販売店の現在価格は異なる場合があります。

ユニフレーム

ユニフレーム フィールドラック ブラック

参考価格 ¥4,950

重量
約1.7kg
素材
スチール・塗装
耐荷重
分散耐荷重 約30kg
その他の仕様を見る
使用時サイズ
60×35×23cm
収納時サイズ
60×35×1cm

販売店で価格・在庫を確認

送料・付属品・販売条件は各販売店でご確認ください。

CAMPING MOON

キャンピングムーン フィールドラック T-230(2枚セット)

参考価格 ¥4,980

重量
約1.8kg(1枚)
素材
スチール・黒メッキ
耐荷重
約30kg(分散)
その他の仕様を見る
使用時サイズ
60×35×24cm
収納時サイズ
60×35×1.3cm

販売店で価格・在庫を確認

送料・付属品・販売条件は各販売店でご確認ください。

HIBARI

HIBARI フィールドラック マットブラック(2枚セット)

参考価格 ¥5,350

重量
約1.8kg(1枚)
素材
スチール・マットブラック
耐荷重
約30kg(分散)
その他の仕様を見る
使用時サイズ
60×35×23cm
収納時サイズ
60×35×1cm

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送料・付属品・販売条件は各販売店でご確認ください。

ユニフレーム

ユニフレーム フィールドラック ステンレス天板Ⅲ

参考価格 ¥6,050

重量
記載なし
素材
ステンレス
耐荷重
記載なし
その他の仕様を見る
使用時サイズ
記載なし
収納時サイズ
記載なし

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送料・付属品・販売条件は各販売店でご確認ください。

CAMPING MOON

キャンピングムーン フィールドラック ステンレス T-230A

参考価格 ¥3,480

重量
約2.1kg
素材
ステンレス(オールステンレス)
耐荷重
約30kg(分散)
その他の仕様を見る
使用時サイズ
60×35×24cm
収納時サイズ
60×35×1.3cm

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送料・付属品・販売条件は各販売店でご確認ください。


おすすめランキング

1位

ユニフレーム フィールドラック ブラック

ユニフレーム

ユニフレーム フィールドラック ブラック

参考価格¥4,950

1995年から変わらない設計で30年以上売れ続けるキャンプラックの定番。収納時厚さ1cmの薄さと耐荷重30kgを両立した国内メーカーの傑作。

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2位

キャンピングムーン フィールドラック T-230(2枚セット)

CAMPING MOON

キャンピングムーン フィールドラック T-230(2枚セット)

参考価格¥4,980

ユニフレームの半額以下で2枚セット購入できるコスパ重視の定番モデル。天板互換性もあり複数枚揃えたいファミリーキャンパーに人気。

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送料・付属品・販売条件は各販売店でご確認ください。

3位

HIBARI フィールドラック マットブラック(2枚セット)

HIBARI

HIBARI フィールドラック マットブラック(2枚セット)

参考価格¥5,350

Amazonで評価4.4超のコスパモデル。マットブラックの落ち着いた仕上げとスタッキング対応でファミリー・ソロ両方に対応。

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送料・付属品・販売条件は各販売店でご確認ください。

4位

ユニフレーム フィールドラック ステンレス天板Ⅲ

ユニフレーム

ユニフレーム フィールドラック ステンレス天板Ⅲ

参考価格¥6,050

フィールドラックをテーブルに変身させるステンレス天板。熱いスキレットや鍋をそのまま置けて焚き火まわりで活躍。錆びにくく長く使える純正オプション。

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5位

キャンピングムーン フィールドラック ステンレス T-230A

CAMPING MOON

キャンピングムーン フィールドラック ステンレス T-230A

参考価格¥3,480

本体フレームがオールステンレスのキャンピングムーン上位モデル。海辺・雨が多い環境でも錆に強く、コスパを重視しながら素材スペックを上げたい方に。

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各モデル詳細レビュー

1位:ユニフレーム フィールドラック(611616)|迷ったらこれを買えば間違いない

¥4,950 / 約1.7kg / 60×35×23cm / スチール・カチオンメッキ / 耐荷重30kg

フィールドラックの代名詞です。1995年発売から30年、モデルチェンジなしで現役という事実が品質を語っています。収納時の薄さが1cmで、4枚積み重ねても4cmしかない。この数字を最初に聞いたとき、正直あまりピンとこなかったんですが、実際に袋に入れてみると「あ、これならいくらでも持っていける」と確信しました。

カチオンメッキ仕上げは錆びにくく、多少濡れても拭けばOK。脚を展開するだけで自立する構造はシンプルの極みで、設営に時間をかけたくないときにも助かります。スタッキング精度は流石の国内メーカーで、4枚積んでもガタつきません。

デメリットはほぼなく、強いて言えば「価格が上がった」点。数年前より値上がりして現在は約5,000円。コスパモデルとの差が縮んでいるのは事実です。それでも長く使うことを前提にするなら、ユニフレームを選んでおくのが後悔のない選択だと思います。

レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です):

  • 10年以上使っているが変形も錆もほぼない。消耗品というより一生モノの感覚
  • スタッキングの精度が高く、4枚積んでもピタリと揃う
  • 天板オプションを後から追加して、今はサイドテーブルとして毎回持っていく

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うちはこのユニフレームを複数枚使っています。同じユニフレームのツーバーナー(US-1900)を載せるとサイズがジャストで、安定感が段違い。日中は調理台、夜は道具の避難棚と一日中働いてくれるので、買い足すたびに「もっと早く増やせばよかった」と思う道具です。

2位:キャンピングムーン フィールドラック(T-230)|2枚セット約5,000円のコスパ怪物

¥2,690(1枚)・2枚セット¥4,980 / 約1.8kg / 60×35×24cm / スチール黒メッキ / 耐荷重30kg

ユニフレームの定番モデルに対し、2枚セットで約5,000円という価格設定は衝撃的です。1枚あたりに換算すると約2,500円。ユニフレームの半額で同等の耐荷重・同等の使い勝手を実現しています。

スペックはほぼ同等ですが、細部を見ると差はあります。高さがユニフレームより1cm高く(24cm)、収納時の厚みは約13mm(ユニフレームは10mm)。数字だけ見ると「大差ない」と感じますが、ユニフレームと混在してスタッキングするとわずかにガタつきます。同メーカーで揃えれば問題ありません。

「まずフィールドラックを試してみたい」「3〜4枚一気に揃えたい」という場合には、キャンピングムーンの2枚セットがベストバイです。ファミリーキャンプで一気に4枚導入するなら、2セット(合計4枚・約10,000円)で揃えられます。

レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です):

  • ユニフレームと迷って価格でこちらに。使い始めてから後悔は全くない
  • 2枚セットで買ったら追加でもう1セット注文した。サイトがスッキリして別世界
  • 天板はユニフレームのを乗せているが問題なく使えている

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3位:HIBARI フィールドラック(2枚セット)|価格と質のバランスがいい実力派

2枚セット¥5,150 / 約1.8kg(1枚)/ 60×35×23cm / スチール マットブラック / 耐荷重30kg

HIBARIはAmazonのキャンプギアカテゴリで頻繁にランキング上位に入ってくるブランドです。フィールドラックも例外でなく、マットブラックの落ち着いた仕上げとコストパフォーマンスで多くのレビューを集めています。

ユニフレームとの寸法差はほぼなく、高さ23cmはほぼ同一。スタッキング時の安定性も実使用レベルでは問題ありません。マットブラックの表面仕上げはアウトドアサイトに映え、光沢のある金属感が苦手な方にも好まれています。

2枚セット+収納ケース付きで約7,900円のモデルもあり、収納ケースを別途買いたくない方にはこちらが便利です。

レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です):

  • マットブラックの見た目がかっこよくて選んだ。スタッキングも問題なし
  • レビュー評価を見て選んだという人が多く、作りの良さへの満足度が高い
  • 収納ケース付きセットを買ったが、ケースの品質も想定以上

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4位:ユニフレーム フィールドラック ステンレス天板Ⅲ付きセット|焚き火サイドに置きたいなら

本体¥4,950+ステンレス天板Ⅲ¥6,050 / 合計¥11,000 / 熱い鍋OK・耐食性◎

フィールドラック本体にユニフレーム純正のステンレス天板Ⅲ(¥6,050)を組み合わせたセット構成です。ステンレス製なので焚き火周りに置いていても安心で、ダッチオーブンや熱々のスキレットをそのまま置けます。

木製天板と悩む方が多いですが、「見た目より使い勝手」を優先するならステンレスです。雨に濡れても錆びないし、汚れも拭き取りやすい。家族キャンプで料理量が多い場合は、調理台として使う機会が増えるのでステンレス天板の恩恵がより大きくなります。

価格は単体の購入になりますが、ラック+天板で1万円ちょっとで完成するサイドテーブルとしては、品質と耐久性を考えると妥当な投資だと思っています。

レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です):

  • スキレットを直置きできるのが本当に便利。木製天板より圧倒的に実用的だった
  • 汚れてもサッと拭けるのがいい。焚き火まわりでがんがん使っている
  • ピカピカ感が好みじゃないかと思ったが、数回使えばいい感じにくすんできた

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5位:キャンピングムーン フィールドラック ステンレスモデル(T-230A)|サビに強い全ステン仕様

¥3,480(1枚)/ 約2.1kg / 60×35×24cm / ステンレス / 耐荷重30kg

キャンピングムーンのステンレスモデルは、本体フレームがオールステンレス仕様になっています。黒メッキモデル(T-230)より600円ほど高いですが、海辺キャンプや雨が多い時期には錆びにくさで圧倒的に有利です。

重量が2.1kgと黒メッキモデルより少し重くなりますが、使用感はほぼ変わりません。焚き火の近くに置く機会が多い方・錆が気になる方にはこちらを選ぶ価値があります。コスパを重視しつつ素材スペックを上げたい場合の最適解だと思います。

レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です):

  • 海キャンプが多いのでステンレスを選んだ。錆の心配がないのは精神的に楽
  • 黒メッキより少し重いが、それを差し引いてもステンレスにして良かった
  • ユニフレームの純正ラックと混在させているが、天板の互換は問題ない

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比較まとめ

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項目ユニフレームキャンピングムーン T-230HIBARIユニフレーム+STS天板CAMPING MOON T-230A
価格(1枚)¥4,950¥2,690¥2,575(2枚換算)¥11,000(セット)¥3,480
重量1.7kg1.8kg1.8kg1.7kg+天板2.1kg
高さ23cm24cm23cm23cm24cm
素材スチールカチオンメッキスチール黒メッキスチールマットブラックステンレス天板付きステンレス
耐荷重30kg30kg30kg30kg30kg
スタッキング4段推奨可能可能可能可能
おすすめ用途長く使いたいコスパ重視・枚数揃えたいコスパ重視焚き火まわり・調理台海・雨に強くしたい

キャンプテーブルとの組み合わせも参考にしてみてください。→ キャンプテーブルおすすめ5選

キャンプを始めたばかりで何から揃えるか迷っている方はこちらもどうぞ。→ キャンプ初心者が揃えるべきギア一覧


よくある質問

Q. フィールドラックは何枚あればいいですか? ファミリーキャンプなら最低2枚、できれば3枚あると快適です。1枚はクーラーボックス台、1枚は調理台、1枚は荷物置きと分けると動線がスッキリします。ソロなら1〜2枚で十分です。スタッキングで縦に積めるので、複数枚買っても収納はほぼ変わりません。

Q. ユニフレームとキャンピングムーンは互換性がありますか? 天板は基本的に互換があります。ただしスタッキングは同メーカーで揃えたほうが安定します。

Q. 地面が濡れていても使えますか? それがフィールドラックの最大の存在意義です。脚高23cmで地面から荷物を完全に守れます。底面が雨に濡れてからラックを導入すると、その差は一発でわかります。

Q. 天板を乗せてテーブルとして使えますか? 使えます。ユニフレームのWOOD天板(¥4,950)やステンレス天板(¥6,050)を乗せると、おしゃれなサイドテーブルになります。高さが低い(23cm)のでロースタイルのサブテーブルとして最適です。

Q. 何段まで積み重ねられますか? ユニフレーム公式は4段スタッキング推奨です。実用上は2〜3段が安定していておすすめです。


サイトの片付けまで含めて整えるなら、キャンプ用ゴミ箱の記事もどうぞ。

まとめ:予算と枚数で選び方は決まる

フィールドラックを1〜2枚だけ買うなら、ユニフレームが一番後悔が少ないです。価格は少し高いけれど、10年使えることを考えれば年間500円以下のコストです。

一方、3〜4枚まとめて揃えたいならキャンピングムーンの2枚セットが賢い選択です。約10,000円で4枚揃えられて、品質的にも日常使いで不満が出ることはまずありません。

地面直置きを卒業した瞬間、サイトの見た目と使い勝手が同時に変わります。最初の1枚を買うのに迷っているなら、とにかく試してみてください。「もっと早く買えばよかった」が、ほぼ全員の感想です。