雨予報の家族キャンプでは、タープを買い足す前に「乾いた着替えをどこに置くか」「濡れた靴をどこへ入れるか」「雨の中で誰が片付けるか」を決めておくと、準備するものを絞れます。
この記事は、雨具や収納用品を選ぶための準備ガイドです。個別商品の実使用レビューではありません。
まず用意するもの:家族ごとの着替え、サイズの合う雨具、乾いた荷物と濡れ物を分ける袋、拭き取り用タオル。手持ちで足りるものを確認し、不足する用途だけ買い足しましょう。
困りごとから必要な道具を選ぶ
着替えが濡れる・家族の荷物が混ざる
着替えは一人分ずつ袋にまとめ、使用済み衣類とは別の場所へ。下着や靴下も同じ袋に入れると、取り出す際に荷物を広げずに済みます。袋の色や名前で持ち主を区別し、車や収納ケースからすぐ取り出せる位置に置きます。
買い足すなら、収納したい衣類が入る容量と、口の閉じ方を確認します。「防水バッグ」という名称だけで水中でも使えるとは判断せず、メーカーの使用条件に従ってください。
泥の付いた靴でテントや車が汚れる
靴用の袋、洗えるトレー、拭き取り用タオルを用意します。トレーは外寸だけでなく、家族の靴が入る内寸と車内の置き場所を確認しましょう。濡れた靴を持ち帰る袋と、乾いた替えの靴を入れる袋は分けます。
子どもの雨靴は、足のサイズだけでなく、実際に履いて歩きやすいかも確認します。雨を防ぐ目的だけで大きすぎるサイズを選ばないようにしましょう。
設営や片付けで服が濡れる
雨具は、着込む服の上から試着し、しゃがむ・腕を上げる動作を確認します。フードで前が見えるか、袖や裾を調整できるか、上下それぞれを脱ぎ着しやすいかが選ぶポイントです。
家族全員を同じ製品にそろえる必要はありません。作業する大人と子どもでは、動き方や必要なサイズが違います。素材名や価格だけで決めず、製品ごとの仕様・サイズ表・手入れ方法を確認してください。
雨を避けて荷物を扱う場所がない
タープを検討する場合は、家族が座る場所に加えて、出入りや荷物の置き場が取れるかを確認します。張り綱を含む設営スペース、手持ちのポールやペグとの適合、付属品も購入前にチェックしましょう。
耐水圧の数字だけで、強風や長時間の雨でも使えるとは判断できません。設営方法や使用を中止する条件は製品の説明書に従います。テントとの接続も、対応が確認できる方法で行ってください。
濡れた道具を持ち帰る収納の選び方
| 収納するもの | 選ぶポイント | 先に確かめること |
|---|---|---|
| 使用済みの衣類 | 乾いた衣類と分けられる袋 | 家族ごとに区分できるか |
| 泥の付いた靴 | 洗えるトレーや靴用の袋 | 靴の内寸・車内の置き場所 |
| 濡れたテントやタープ | 一時収納用の大きな袋やケース | 収納寸法・重量・積み込み方 |
| 拭き取り用タオル | 使用済みを分けられる袋 | 着替え用タオルと混ざらないか |
収納ケースは容量だけで選ばず、車の荷室へ実際に入るかを確認します。重い荷物を一人で持ち上げる運用にならないよう、分けて運べる形も検討しましょう。
濡れ物の袋は一時的な持ち帰り用です。帰宅したら袋から出し、テント・雨具・靴それぞれの説明書に従って手入れし、乾かしてから保管します。
出発前と撤収前のチェックリスト
出発前
- キャンプ場の天気予報、営業状況、避難先を確認する。
- 雨具のサイズ、破れや劣化、付属品を確認する。
- 着替え・靴下・タオルを、すぐ取り出せる袋へ分ける。
- 濡れ物用の袋と、車内に置く場所を用意する。
- 雨の日でも利用できる施設や、予定を変更する方法を確認する。
撤収前
- 子どもの待機場所と見守る大人を決める。
- 乾いた荷物から分けて収納する。
- 濡れた幕体や靴は、乾いた衣類と混ぜずに積み込む。
- 最後に使うタオルと着替えを、荷物の奥へしまわない。
雨具で対応できない天候では予定を変える
装備をそろえても、悪天候の安全を確保できるわけではありません。警報やキャンプ場の案内を確認し、中止・早めの撤収を含めて判断してください。
雷鳴が聞こえるなど雷雲が近づく兆しがある場合は、速やかに安全な場所へ避難します。避難先は事前に確認し、荷物の片付けを優先しないでください。気象庁「雷から身を守るには」も確認しておきましょう。
雨を避けるために、テント内でバーナーや炭火を使うことは避けてください。燃焼器具は取扱説明書に従い、換気がよく、周囲に可燃物のない屋外で使用します。コールマンの燃焼器具に関する案内に使用上の注意が掲載されています。