屋外で使うガスランタンは、家族のメイン灯、小型の手元灯、炎を楽しむ補助灯という3つの用途から選び分けます。なお、ガスランタンはいずれも屋外専用の照明器具であり、テント内や車内では使えません。
この記事では、購入候補として検討しやすい6モデルを比較しました。燃料の扱いやすさや明るさの特性を把握し、自分のキャンプスタイルに合った1台を選びやすく整理しています。
結論: 家族の屋外メイン灯はコールマン2500ノーススターが第一候補です。SOTO指定CB缶で運用するならST-233が扱いやすく、テント内や就寝時はLEDを使います。
ガスランタンを選ぶ前に知っておくこと
OD缶とCB缶、どっちを選ぶ?
缶の形だけで互換性や冬の性能は決まりません。購入するランタンの取扱説明書に指定されたメーカー・品番の燃料を使うことが前提です。手持ちのバーナーと燃料を共有する場合も、両方の指定が一致するかを確認してください。
| 選ぶ基準 | OD缶モデル | CB缶モデル |
|---|---|---|
| この記事の候補 | ノーススター・天 オート・2245・ルミエール | ST-233・UL-X |
| 買う前に確認 | 指定カートリッジの品番、容量、購入場所 | 指定CB缶の品番、購入場所 |
| 秋冬の確認 | 使用可能な気温と指定ガスを説明書で確認 | 使用可能な気温と指定ガスを説明書で確認 |
| 燃料の統一 | 手持ちの器具でも同じ指定缶が使える場合 | 手持ちの器具でも同じ指定缶が使える場合 |
「コンビニにあるCB缶なら何でも使える」「OD缶なら冬も必ず安定する」とは考えず、指定燃料まで含めて選ぶのが近道です。バーナーも一緒に選ぶ方はシングルバーナー比較を参考にしてください。
マントルは消耗品。予備2〜3枚を常備してください
ガスランタンは電球の代わりに「マントル」という繊維の袋を燃やして発光させます。新品のマントルは使う前に「空焼き」といって、一度火をつけて全体を灰化させる儀式が必要です。そして灰化したマントルは、軽く触れただけで崩れるほど脆い。
僕はノーススター1年目の秋にこれで失敗しました。自宅で空焼きを済ませて「準備万端」のつもりで車に積み、キャンプ場に着いてケースを開けたら、マントルが粉々に崩れていたんです。移動の振動だけでやられました。予備は持っておらず、その夜の食卓はヘッドライト1本。子どもたちの「暗いね」の一言が、地味に刺さりました。
それ以来、僕は空焼きは現地で設営後にやる派に変わりました。そして予備マントルは常にギアボックスに2〜3枚。マントルは1枚200〜500円程度なので、ここをケチる理由はありません。ガスランタンの夜は、予備マントルの枚数分だけ保証されると思ってください。
明るさ(W相当)の読み方
ガスランタンの明るさは「W相当」で表記されることが多いです。目安はこうです。
- 35W前後:テーブル上の手元灯・読書灯レベル
- 80〜130W:ソロ〜デュオの食卓、ファミリーのテーブル灯
- 200W以上:ファミリーサイトのメイン灯。サイト全体の明るさの軸になる
メーカーごとに測定条件が違うので、数字は厳密な比較には向きません。「クラス分けの目安」として読むのが正解です。
ガス缶は何本持っていけばいい?
燃焼時間から逆算します。たとえば夕方18時に点けて23時に消すなら、1泊で約5時間。ノーススターは470g缶で4〜8時間なので、光量を絞り気味に使えば1泊1缶でギリギリ、2泊なら2缶が安全圏です。小型のOD缶ランタン(250g缶で2〜4時間クラス)は、1泊でも予備1缶を足してください。
僕の運用は「メイン缶+予備1缶」を固定セットにして、帰宅後に残量の軽い缶をサブ用に降格させる方式です。現地の売店のガス缶は割高で、しかも欲しい型が置いていないことが多い。缶の残量管理は自宅でやるのが結局いちばん安上がりです。
ガスランタンはテント内で使えません(ここだけは譲れません)
検索でよく見かける疑問なので、はっきり書きます。ガスランタンをテント内で使うのはNGです。換気していてもダメです。理由は2つ。火災のリスクと、一酸化炭素(CO)中毒のリスクです。
一酸化炭素は無色無臭で、気づいたときには体が動かなくなっていることがある怖い中毒です。閉め切った幕内でガス器具を燃やすのは、その条件を自分で作りにいく行為です。本職柄、この手のリスクだけは楽観視できません。詳しくは一酸化炭素チェッカーの記事にまとめています。
テント内と就寝時の灯りはLED一択です。我が家も幕内はLEDと決めていて、ガスランタンは前室より外側までがテリトリー。テント内用はテント内LEDランタンおすすめから選んでください。
秋冬は点灯時間と指定燃料を確認する
日没が早い季節は、夕食の準備から消灯まで何時間使うかを先に決め、その時間に合わせて指定燃料と予備を用意します。カタログの燃焼時間は測定条件によるため、現地で同じ時間使える保証ではありません。
低温時の扱いは各製品の説明書に従ってください。火力を戻すためにガス缶を火・ストーブ・湯などで加熱しないでください。 指定条件で安定して使えない場合はLEDに切り替えます。ランタンを暖房代わりにする運用も避けてください。
ガス器具は屋外専用です。テント内・車内では使用せず、子どもの手や動線から離し、使用直後の熱い本体にも触れない配置にします。プリムスの安全上の注意も確認してください。
秋冬の装備全体は冬キャンプの暖房比較、幕内の灯りはLEDランタン比較へ進めます。
Amazonプライム感謝祭でガスランタンを確認するときの注意
Amazonプライム感謝祭は、Prime会員向けに2026年10月16日00:00から10月19日23:59までJSTで開催されます。日程やイベント概要の詳細はAmazon公式の案内に記載されています。
本記事で取り上げているモデルのセール対象の有無、値引き、実際の販売価格、在庫状況は事前に確定していません。購入手続きの前に、以下の確認事項を必ず販売画面で照合してください。
- 目当ての型番に合致しているか
- 使用する指定燃料に対応しているか
- マントルなどの付属品や、新品・中古の区分に誤りがないか
スペック比較表(OD缶・CB缶別)
用途の異なる6モデルを、OD缶4モデルとCB缶2モデルに分けて比較します。明るさのW相当とルクスは測定条件が異なるため、数値だけで順位を付けていません。
OD缶モデル4選
商品ごとに仕様と購入先を確認できます。参考価格と販売店の現在価格は異なる場合があります。
コールマン
コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン
参考価格 販売店で確認
- 明るさ
- 約320CP / 200W相当
- 重量
- 約1.3kg
- サイズ
- 約φ14.5 x 26cm
その他の仕様を見る
- 対応ガス
- コールマン純正LPガス Tタイプ
- 点火方式
- イグナイター(圧電点火)
- 燃焼時間
- 約4〜8時間(470g缶使用時)
- 用途
- 記載なし
スノーピーク
スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR
参考価格 販売店で確認
- 明るさ
- 80W相当
- 重量
- 125g
- サイズ
- φ59×95mm
その他の仕様を見る
- 対応ガス
- スノーピーク指定OD缶
- 点火方式
- 自動点火(圧電)
- 燃焼時間
- 記載なし
- 用途
- 屋外専用
プリムス
プリムス 2245ランタン 点火装置付 IP-2245A-S
参考価格 ¥8,780
- 明るさ
- 約370ルクス(メーカー公表値)
- 重量
- 約200g(本体)
- サイズ
- 記載なし
その他の仕様を見る
- 対応ガス
- プリムス指定OD缶
- 点火方式
- 圧電点火装置付き
- 燃焼時間
- 約8時間(IP-250タイプガス使用時)
- 用途
- 屋外専用
コールマン
コールマン ルミエールランタン 205588
参考価格 ¥3,973
- 明るさ
- 記載なし
- 重量
- 約210g
- サイズ
- 記載なし
その他の仕様を見る
- 対応ガス
- コールマン純正LPガス(OD缶)
- 点火方式
- 手動(ライター等が必要)
- 燃焼時間
- 約28〜38時間(230g缶)
- 用途
- 記載なし
| 比較項目 | コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン | スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR | プリムス 2245ランタン 点火装置付 IP-2245A-S | コールマン ルミエールランタン 205588 |
|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | 販売店で確認 | 販売店で確認 | ¥8,780 | ¥3,973 |
| 明るさ | 約320CP / 200W相当 | 80W相当 | 約370ルクス(メーカー公表値) | — |
| 重量 | 約1.3kg | 125g | 約200g(本体) | 約210g |
| サイズ | 約φ14.5 x 26cm | φ59×95mm | — | — |
| 対応ガス | コールマン純正LPガス Tタイプ | スノーピーク指定OD缶 | プリムス指定OD缶 | コールマン純正LPガス(OD缶) |
| 点火方式 | イグナイター(圧電点火) | 自動点火(圧電) | 圧電点火装置付き | 手動(ライター等が必要) |
| 燃焼時間 | 約4〜8時間(470g缶使用時) | — | 約8時間(IP-250タイプガス使用時) | 約28〜38時間(230g缶) |
| 用途 | — | 屋外専用 | 屋外専用 | — |
| 販売店 |
CB缶モデル2選
商品ごとに仕様と購入先を確認できます。参考価格と販売店の現在価格は異なる場合があります。
SOTO
SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233
参考価格 ¥11,550
- 明るさ
- 230W相当(ST-760)/210W相当(ST-700)
- 重量
- 1.3kg(本体のみ)
- 用途
- 屋外専用
その他の仕様を見る
- サイズ
- 直径136×高さ375mm(使用時)/高さ225mm(収納時)
- 付属品
- マントル1枚(ボンベ別売)
- 対応ガス
- SOTO専用CB缶(ST-760・ST-700)
- 点火方式
- 圧電点火
- 燃焼時間
- 約3時間(ST-760)/約3.5時間(ST-700)
- 販売状況
- 記載なし
ユニフレーム
ユニフレーム フォールディングガスランタン UL-X クリア 620106
参考価格 販売店で確認
- 明るさ
- 240W相当(プレミアムガス)/210W相当(レギュラーガス)
- 重量
- 約1.4kg
- 用途
- 屋外専用
その他の仕様を見る
- サイズ
- 約13.5×12×35.5cm(使用時)/高さ21cm(収納時)
- 付属品
- マントル1枚
- 対応ガス
- ユニフレーム指定CB缶
- 点火方式
- 圧電点火
- 燃焼時間
- 約4時間(プレミアムガス)/約5時間(レギュラーガス)
- 販売状況
- クリア620106は2024年生産終了
| 比較項目 | SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233 | ユニフレーム フォールディングガスランタン UL-X クリア 620106 |
|---|---|---|
| 参考価格 | ¥11,550 | 販売店で確認 |
| 明るさ | 230W相当(ST-760)/210W相当(ST-700) | 240W相当(プレミアムガス)/210W相当(レギュラーガス) |
| 重量 | 1.3kg(本体のみ) | 約1.4kg |
| 用途 | 屋外専用 | 屋外専用 |
| サイズ | 直径136×高さ375mm(使用時)/高さ225mm(収納時) | 約13.5×12×35.5cm(使用時)/高さ21cm(収納時) |
| 付属品 | マントル1枚(ボンベ別売) | マントル1枚 |
| 対応ガス | SOTO専用CB缶(ST-760・ST-700) | ユニフレーム指定CB缶 |
| 点火方式 | 圧電点火 | 圧電点火 |
| 燃焼時間 | 約3時間(ST-760)/約3.5時間(ST-700) | 約4時間(プレミアムガス)/約5時間(レギュラーガス) |
| 販売状況 | — | クリア620106は2024年生産終了 |
| 販売店 |
各モデルの正直な評価
コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン|僕が10年使っている実機
約320CP(200W相当)・OD缶・イグナイター点火。2016年から10年、我が家のメインランタンです。実体験で語れるのはこの1台だけなので、良い点も欠点も全部書きます。
良さは「手間と光量のバランス」に尽きます。OD缶を装着して、ダイヤルを開けてイグナイターを押すだけ。ガソリンランタンのようなポンピングは不要で、設営でバタバタしている夕方でも30秒で点きます。それでいて光は200W相当。食卓の真ん中に置けば、家族4人の夕食がちゃんと明るい。マントルはチューブ型をクリップで留める方式で、紐を結ぶ旧来型より交換が簡単です。470g缶なら一晩4〜8時間持つので、1泊キャンプは缶1本で足ります。
10年使って本体の故障はゼロ。壊れたのはマントルだけです(前述の粉々事件を含めて)。消耗品がマントルとガス缶だけというのは、長く使うほど効いてきます。
もうひとつ、スペック表に載らない話を。ガスランタンの光は、LEDのようにスイッチひとつで「点く」のではなく、火を入れてから数十秒かけて明るさが立ち上がります。シューッという燃焼音と一緒に食卓が少しずつ明るくなっていくあの時間が、我が家では「夜ごはんの合図」になっています。子どもたちもあの音で椅子に集まってくる。10年買い替えなかった理由は、性能より先にこっちかもしれません。
欠点も正直に。まず約1.3kgと大柄で、ソロやツーリングには向きません。それから炎の灯りは虫を呼ぶので、夏は食卓から少し離した位置に置くか、虫用の灯りと二段構えにする工夫が要ります。あとは値段なりにホヤ(ガラス)が大きいので、積載時は割れ対策が必要です。
10年分の詳しい話はノーススター10年レビューに書きました。ファミリーのメイン灯を1本選ぶなら、僕はこれを勧めます。

コールマン
コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン
約200W相当の屋外用LPガスランタン。点火装置付きでポンピングは不要です。画像とAmazonリンクはグリーン2000015520。写真のLPガス缶は別売です。購入先ごとに色・型番・付属品・新品/中古・在庫を確認してください。
SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233|車で運ぶCB缶のサイト照明
本体1.3kg、圧電点火の屋外用ランタンです。ハーフスクリーンカラーホヤとリフレクターを備え、パワーブースターを標準装備しています。小型のレギュレーターランタンST-261とは別製品です。
SOTO指定燃料のST-760では230W相当・約3時間、ST-700では210W相当・約3.5時間が公表値です。軽さを最優先する人より、車で運んで屋外の照明を確保したい人の候補になります。
購入前に確認: 本体のみかセットか、収納時の高さ225mmが荷物に収まるか、指定ボンベと予備マントルが揃うか。メーカー希望小売価格は11,550円(税込、2026年9月9日確認)で、以前の「6,000円以下」という案内は修正しました。販売価格は購入先で確認してください。

SOTO
SOTO 虫の寄りにくいランタン ST-233
ハーフスクリーンカラーホヤとリフレクターを備えた、屋外用CB缶ランタン。パワーブースターを標準装備。本体1.3kgのため、軽量な携帯灯ではなく車で運ぶサイト照明向きです。表示価格はメーカー希望小売価格(税込)。購入時は販売先の価格・セット内容と指定燃料を確認してください。
ユニフレーム UL-X クリア 620106|収納構造と販売状態を確認
ホヤが本体内に収まる構造で、本体約1.4kg。圧電点火付きのCB缶ランタンです。メーカー指定のプレミアムガスで240W相当・約4時間、レギュラーガスで210W相当・約5時間が公表値です。
クリアの品番620106は、メーカー公式で2024年生産終了と案内されています。 購入先では新品在庫か中古か、品番、ホヤや付属品の状態を確認してください。すぐ購入できる現行品と同じ条件では比較できません。在庫がない・価格が合わない場合はST-233など別の候補へ戻ります。

ユニフレーム
ユニフレーム フォールディングガスランタン UL-X クリア 620106
ホヤが本体に収まる屋外用CB缶ランタン。本体約1.4kgで、車で運ぶサイト照明向きです。クリア(620106)はメーカー公式で2024年生産終了と案内されています。購入先で新品・中古の区別、在庫、型番、付属品を確認してください。
スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR|手のひらサイズの名作
OD缶・80W相当・オートイグナイタ点火。1998年発売、グッドデザイン賞受賞のロングセラーです。特筆すべきはサイズで、収納ケースごとポケットに入るレベルの小ささ。ソロキャンプやキャンプツーリングのメイン灯、ファミリーのテーブル灯として四半世紀選ばれ続けています。
誤解してほしくないのは、これはサイト全体を照らすランタンではないということです。80W相当はテーブルの上と手元を照らす光量。ファミリーのメイン灯をこれ1台に任せると暗いです。逆に、テーブルの真ん中でマントルの光がとろとろ揺れる雰囲気は、大光量ランタンでは出せません。役割を理解して買えば満足度は高い1台です。
重量125g、80W相当の小型灯です。購入時は型番GL-100ARと指定燃料を確認してください。価格は販売先で確認できます。出典:スノーピーク公式 天 オート

スノーピーク
スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR
本体125g、80W相当の小型ガスランタン。屋外の手元灯として検討するモデルです。サイト全体の照明やテント内用とは用途を分け、指定燃料とマントルを確認してください。価格・在庫・セット内容は販売先で確認できます。
プリムス 2245ランタン IP-2245A-S|点火装置付きの小型灯
スリガラスのホヤとワイヤーサスペンダーを備える、約200gのOD缶ランタンです。現行のIP-2245A-Sは圧電点火装置付き。旧記事にあった「点火装置がない」という説明は誤りでした。
メーカー公表の照度は約370ルクス、燃焼時間は約8時間(IP-250タイプガス使用時)。W相当で表示する他社モデルと数値をそのまま比べず、手元を照らす小型灯として検討してください。
購入前に確認: 型番末尾の「-S」、指定ガス、マントルA(IP-8052N)、ケースの付属有無。古い2245シリーズとは修理対応などが異なる場合があります。

プリムス
プリムス 2245ランタン 点火装置付 IP-2245A-S
スリガラスのホヤとワイヤーサスペンダーを備える小型のOD缶ランタン。IP-2245A-Sは圧電点火装置付きで、本体約200gです。テーブル周辺の照明向き。購入時は旧型と区別して型番・指定燃料・付属品を確認してください。
コールマン ルミエールランタン 205588|マントル不要のキャンドル風
明るさより雰囲気を取る1台です。ルミエールはマントルを使わず、ガラスグローブの中で生の炎がゆらゆら揺れるキャンドル風ランタン。OD缶に載せてバルブを開け、ライターで火を付けるだけなので、マントルの空焼きという儀式がそもそも存在しません。
光量はろうそく数本分で、照明としては完全に脇役。その代わり、テーブルの上でこの炎が揺れているだけで食卓の空気が変わります。燃焼時間は230g缶で約28〜38時間と意外に長持ち。メイン灯が別にある人が「雰囲気の一皿」を足すための道具です。倒すとグローブが割れるので、持ち運びは付属ケースではなく市販のハードケースを用意したほうが安心です。

コールマン
コールマン ルミエールランタン 205588
マントル不要のキャンドル風ガスランタン。ガラスグローブの中で揺れる生の炎を、OD缶に載せるだけで楽しめるコールマンの定番おしゃれランタン。
僕ならこう選ぶ
僕なら、家族で過ごす屋外サイトの全体を照らすメイン灯としてコールマン2500ノーススターを優先します。SOTO指定CB缶で運用する場合は、ST-233が候補になります。小型の手元灯や炎を楽しむ補助灯は、持ち運びやすさや過ごし方に合わせて組み合わせるのが便利です。
UL-X クリア 620106のように生産終了となっているモデルもあるため、検討時は販売状態を確かめてください。どのモデルを選ぶ場合も、必ず屋外専用として各メーカー指定の燃料を使い、就寝時は確実に消火しましょう。
テント内や車内、就寝時の照明はLEDランタン比較を、指定燃料をそろえるバーナー選びはシングルバーナー比較を参考にしてください。



