





ガスランタンおすすめ8選【2026年】LED時代になぜ?10年ガス派が用途別に正直比較
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迷ったらこの3つ — まず候補を絞る
予算・用途に合わせて選んでください
ガスランタン選びは、先に燃料(OD缶かCB缶か)を決めれば答えはほぼ出ます。火力と冬の安定を取るならOD缶、コンビニで燃料が買える手軽さを取るならCB缶。この記事では実際に買える8モデルをOD缶・CB缶に分けて、正直に比べます。
僕のメインランタンは、キャンプを始めた2016年に買ったコールマン 2500 ノーススター(LPガスランタン)です。以来10年、我が家の夜の灯りはずっとこの1台。OD缶をねじ込んで火を入れるだけ。ポンピングも給油も要りません。点けた瞬間に「シューッ」という燃焼音が立ち上がって、320CP(200W相当)の光が食卓に広がる。ランタンを食卓の真ん中に置いて家族4人で囲む時間が、僕のキャンプでいちばん落ち着く瞬間です。
LED全盛の時代に10年間ガスランタンをメインで使い続けている人間として、炎の灯りの良さも、マントルの面倒くささも、両方知ったうえで書きます。先に結論だけ置いておきます。
- 家族キャンプのメイン灯 → コールマン 2500 ノーススター(僕が10年使っている実機です)
- 6,000円以下でコスパ最優先 → SOTO ST-233
- CB缶で燃料を統一したい → ユニフレーム UL-X
- ソロ・テーブルの雰囲気灯 → スノーピーク 天 オート か プリムス 2245A
結論: 家族のメイン灯はコールマン2500ノーススターが第一候補です。コスパ重視ならSOTO ST-233を選んでください。 向いている人: 炎の灯りで食卓を囲みたいファミリー/向いていない人: テント内照明まで1台で済ませたい人
ガスランタンを選ぶ前に知っておくこと
OD缶とCB缶、どっちを選ぶ?
ガスランタンの燃料は2種類。アウトドア専用のOD缶と、カセットコンロでおなじみのCB缶です。まずここを決めてください。ここが決まれば候補は半分に絞れます。
| 比較項目 | OD缶ランタン | CB缶ランタン |
|---|---|---|
| 燃料 | OD缶(アウトドア専用缶) | CB缶(カセットボンベ) |
| 入手先 | アウトドアショップ・ホームセンター | コンビニ・スーパー・ドラッグストア |
| 燃料コスト | 500〜800円/缶(250g) | 100〜300円/本 |
| 冬の安定性 | ◎ 寒冷地用ガスが選べる | △ 気温10℃以下で火力が落ちやすい |
| 缶の形状 | ずんぐり型で低重心・安定 | 細長く、本体が縦長になりがち |
| 代表モデル | ノーススター・天 オート・プリムス2245A | SOTO ST-233・ユニフレームUL-X・イワタニ |
| こんな人に | 冬もキャンプする・OD缶バーナーと燃料共有 | ファミリー・コスト重視・買い忘れが心配 |
ひとことで言うと、「忘れてもコンビニで買えるCB缶」か「火力と冬の安定のOD缶」かです。どちらが優れているかではなく、自分のキャンプの行き先と季節で決まります。標高の高いサイトや晩秋〜冬のキャンプが視野にあるならOD缶。都市近郊で3シーズンの週末キャンプ中心なら、CB缶のコスパと調達のしやすさが光ります。
もうひとつの判断軸が、手持ちのバーナーとの燃料統一です。僕はランタンがノーススター(OD缶)なので、燃料はOD缶に寄せています。カセットコンロやCB缶バーナーが主力の家庭なら、ランタンもCB缶に寄せた方が缶の管理がラクです。バーナー側から考えたい方はシングルバーナーおすすめ比較も参考にしてください。
マントルは消耗品。予備2〜3枚を常備してください
ガスランタンは電球の代わりに「マントル」という繊維の袋を燃やして発光させます。新品のマントルは使う前に「空焼き」といって、一度火をつけて全体を灰化させる儀式が必要です。そして灰化したマントルは、軽く触れただけで崩れるほど脆い。
僕はノーススター1年目の秋にこれで失敗しました。自宅で空焼きを済ませて「準備万端」のつもりで車に積み、キャンプ場に着いてケースを開けたら、マントルが粉々に崩れていたんです。移動の振動だけでやられました。予備は持っておらず、その夜の食卓はヘッドライト1本。子どもたちの「暗いね」の一言が、地味に刺さりました。
それ以来、僕は空焼きは現地で設営後にやる派に変わりました。そして予備マントルは常にギアボックスに2〜3枚。マントルは1枚200〜500円程度なので、ここをケチる理由はありません。ガスランタンの夜は、予備マントルの枚数分だけ保証されると思ってください。
明るさ(W相当)の読み方
ガスランタンの明るさは「W相当」で表記されることが多いです。目安はこうです。
- 35W前後:テーブル上の手元灯・読書灯レベル
- 80〜130W:ソロ〜デュオの食卓、ファミリーのテーブル灯
- 200W以上:ファミリーサイトのメイン灯。サイト全体の明るさの軸になる
メーカーごとに測定条件が違うので、数字は厳密な比較には向きません。「クラス分けの目安」として読むのが正解です。
ガス缶は何本持っていけばいい?
燃焼時間から逆算します。たとえば夕方18時に点けて23時に消すなら、1泊で約5時間。ノーススターは470g缶で4〜8時間なので、光量を絞り気味に使えば1泊1缶でギリギリ、2泊なら2缶が安全圏です。小型のOD缶ランタン(250g缶で2〜4時間クラス)は、1泊でも予備1缶を足してください。
僕の運用は「メイン缶+予備1缶」を固定セットにして、帰宅後に残量の軽い缶をサブ用に降格させる方式です。現地の売店のガス缶は割高で、しかも欲しい型が置いていないことが多い。缶の残量管理は自宅でやるのが結局いちばん安上がりです。
ガスランタンはテント内で使えません(ここだけは譲れません)
検索でよく見かける疑問なので、はっきり書きます。ガスランタンをテント内で使うのはNGです。換気していてもダメです。理由は2つ。火災のリスクと、一酸化炭素(CO)中毒のリスクです。
一酸化炭素は無色無臭で、気づいたときには体が動かなくなっていることがある怖い中毒です。閉め切った幕内でガス器具を燃やすのは、その条件を自分で作りにいく行為です。本職柄、この手のリスクだけは楽観視できません。詳しくは一酸化炭素チェッカーの記事にまとめています。
テント内と就寝時の灯りはLED一択です。我が家も幕内はLEDと決めていて、ガスランタンは前室より外側までがテリトリー。テント内用はテント内LEDランタンおすすめから選んでください。
スペック比較表(OD缶・CB缶別)
7モデル+僕の実機ノーススターを、OD缶とCB缶に分けて比較します。
OD缶モデル4選
| 比較項目 | コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン | スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR | プリムス ランタン IP-2245A | キャプテンスタッグ ガスランタン M UB-3021 |
|---|---|---|---|---|
| 価格 | ¥9,900 | ¥15,400 | ¥8,780 | ¥4,520 |
| 総合評価 | ★★★★★ 4.8 / 5 | ★★★★★ 5 / 5 | ★★★★★ 4.5 / 5 | ★★★★★ 3.5 / 5 |
| 重量 | 約1.3kg | 約195g(本体のみ) | 約170g(本体のみ) | 約90g(本体のみ) |
| 明るさ | 約320CP / 200W相当 | 約80W相当 | 約130W相当 | 約35W相当 |
| マントル | 95-102J(チューブマントル) | 1枚 | 1枚 | 1枚(小型) |
| 対応ガス | コールマン純正LPガス Tタイプ | OD缶 | OD缶 | OD缶 |
| 点火方式 | イグナイター(圧電点火) | 自動点火(圧電) | 手動(ライター別途) | 手動(ライター別途) |
| 燃焼時間 | 約4〜8時間(470g缶使用時) | 約1.5時間(250g缶) | 約2.5時間(250g缶) | 約7時間(250g缶) |
| 購入する |
CB缶モデル3選
| 比較項目 | SOTO マイクロレギュレーターランタン ST-233 | ユニフレーム UL-X フォールディングランタン | イワタニ カセットガス ジュニアランタン CB-JRL-2 |
|---|---|---|---|
| 価格 | ¥5,980 | ¥7,700 | ¥3,800 |
| 総合評価 | ★★★★★ 5 / 5 | ★★★★★ 4.5 / 5 | ★★★★★ 4 / 5 |
| 特徴 | 虫が寄りにくい波長の光 | — | — |
| 重量 | 約120g(本体のみ) | 約120g(本体のみ) | — |
| 明るさ | 約230W相当 | 約240W相当(プレミアムガス使用時) | 約100燭光 |
| マントル | 1枚 | 1枚 | — |
| 対応ガス | CB缶(ST-760等) | CB缶専用 | CB缶(カセットガス) |
| 点火方式 | 手動(ライター別途) | 手動(ライター別途) | 圧電点火 |
| 燃焼時間 | 約4時間(250g缶) | 約3.5時間(250g缶) | — |
| 付属品 | — | — | 専用ハードケース |
| 購入する |
各モデルの正直な評価
1位:コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン|僕が10年使っている実機
約320CP(200W相当)・OD缶・イグナイター点火。2016年から10年、我が家のメインランタンです。実体験で語れるのはこの1台だけなので、良い点も欠点も全部書きます。
良さは「手間と光量のバランス」に尽きます。OD缶を装着して、ダイヤルを開けてイグナイターを押すだけ。ガソリンランタンのようなポンピングは不要で、設営でバタバタしている夕方でも30秒で点きます。それでいて光は200W相当。食卓の真ん中に置けば、家族4人の夕食がちゃんと明るい。マントルはチューブ型をクリップで留める方式で、紐を結ぶ旧来型より交換が簡単です。470g缶なら一晩4〜8時間持つので、1泊キャンプは缶1本で足ります。
10年使って本体の故障はゼロ。壊れたのはマントルだけです(前述の粉々事件を含めて)。消耗品がマントルとガス缶だけというのは、長く使うほど効いてきます。
もうひとつ、スペック表に載らない話を。ガスランタンの光は、LEDのようにスイッチひとつで「点く」のではなく、火を入れてから数十秒かけて明るさが立ち上がります。シューッという燃焼音と一緒に食卓が少しずつ明るくなっていくあの時間が、我が家では「夜ごはんの合図」になっています。子どもたちもあの音で椅子に集まってくる。10年買い替えなかった理由は、性能より先にこっちかもしれません。
欠点も正直に。まず約1.3kgと大柄で、ソロやツーリングには向きません。それから炎の灯りは虫を呼ぶので、夏は食卓から少し離した位置に置くか、虫用の灯りと二段構えにする工夫が要ります。あとは値段なりにホヤ(ガラス)が大きいので、積載時は割れ対策が必要です。
口コミ要約(楽天・Amazon参考)
・この価格で200W相当はコスパが図抜けている。他社の同クラスより明らかに安い
・付属マントルは破れやすいという報告あり。空焼きは丁寧に、予備は純正を用意した方がいい
・ソロには明るすぎるくらい。光量調節と置き場所で調整できる
10年分の詳しい話はノーススター10年レビューに書きました。ファミリーのメイン灯を1本選ぶなら、僕はこれを勧めます。

コールマン
コールマン 2500 ノーススター LPガスランタン
コールマンの定番ガスランタン。OD缶を装着するだけで320CP/200W相当の明るさが得られる、ポンピング不要の手軽さが魅力。1998年発売のロングセラーで、炎の温かい灯りとサイト全体を照らす光量を兼ね備える。
2位:SOTO ST-233|6,000円以下の実力派CB缶ランタン
CB缶・230W相当・パワーブースター搭載。「虫の寄りにくいランタン」の名前で知られるSOTOの定番機です。オレンジ色のホヤが虫の好む光の波長をカットする設計で、夏の食卓まわりでは実利があります。
このランタンの本当の価値は、CB缶の弱点への対策が入っていることです。CB缶は気温が下がるとガス圧が落ちて暗くなりますが、ST-233はパワーブースター(燃焼熱で缶を温める機構)で火力低下を抑えます。CB缶ランタンで秋キャンプまで視野に入れるなら、この機構の有無は大きな差です。実売5,000円台でこの内容は、ガスランタン入門の答えのひとつだと思います。
弱点は収納サイズ。同クラスのランタンより一回り大きく、リフレクターを外して収納する手間もあります。積載がシビアなソロ・ツーリング派は現物のサイズを確認してから買ってください。
口コミ要約(楽天・Amazon参考)
・予想以上に明るく、メインランタンとして十分使える。マントルが安いのも助かる
・寒い時期でも明るさが安定している。ブースターの効果は体感できる
・サイズが大きく収納がかさばる。リフレクターの脱着が地味に面倒

SOTO
SOTO マイクロレギュレーターランタン ST-233
マイクロレギュレーター搭載で冬でも安定した火力を発揮。気温が下がるとガス圧が落ちる問題をSOTOが解決した。6,000円以下でこの機能は圧倒的コスパ。
3位:ユニフレーム UL-X フォールディングランタン|CB缶の本格メイン灯
CB缶・プレミアムガスで240W相当(約4時間)、レギュラーガスで210W相当(約5時間)・圧電点火。新潟燕三条のユニフレームらしく、収納時はホヤがステンレスボディの中に収まるフォールディング構造で、運搬中のガラス割れリスクが小さいのが実用的です。
CB缶ランタンでファミリーのメイン灯を張れる光量はこのクラスだけです。うちはユニフレームのツーバーナー(US-1900)を8年使っていて、あれもCB缶。もし僕がCB缶で道具を組んでいたら、ランタンは迷わずこれにしていたと思います。バーナーとランタンが同じ缶で回る運用は、燃料管理が本当にラクです。
注意点は、公称の明るさはユニフレーム純正ガス基準ということ。安価な汎用CB缶だと光量が一段落ちるという声があります。メイン灯として使うなら純正プレミアムガスとセット運用が前提です。
口コミ要約(楽天・Amazon参考)
・ファミリーキャンプのメインとして十分な明るさ。点火もスムーズ
・ホヤが本体に収まる収納構造が安心。持ち運びで気を使わなくていい
・汎用CB缶だと明るさが落ちる。純正ガス前提で考えた方がいい

ユニフレーム
ユニフレーム UL-X フォールディングランタン
日本の新潟発ユニフレームのフォールディングランタン。プリムス2245Aに匹敵する明るさを折り畳みコンパクト設計で実現。国産ブランドへのこだわりがある人に刺さる一台。
4位:スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR|手のひらサイズの名作
OD缶・80W相当・オートイグナイタ点火。1998年発売、グッドデザイン賞受賞のロングセラーです。特筆すべきはサイズで、収納ケースごとポケットに入るレベルの小ささ。ソロキャンプやキャンプツーリングのメイン灯、ファミリーのテーブル灯として四半世紀選ばれ続けています。
誤解してほしくないのは、これはサイト全体を照らすランタンではないということです。80W相当はテーブルの上と手元を照らす光量。ファミリーのメイン灯をこれ1台に任せると暗いです。逆に、テーブルの真ん中でマントルの光がとろとろ揺れる雰囲気は、大光量ランタンでは出せません。役割を理解して買えば満足度は高い1台です。
価格は15,400円と、この光量クラスとしては強気です。ここはスノーピークの質感・所有感と、修理対応込みの長期使用にいくら払えるかで判断が分かれます。
口コミ要約(楽天・Amazon参考)
・ソロならこれがベスト。小さくて質感が良く、ケースも驚くほどコンパクト
・オートイグナイタの点火が確実で、ライター要らずなのが快適
・これ1台で夜の灯りを全部まかなうのは無理。雰囲気灯・テーブル灯と割り切るべき

スノーピーク
スノーピーク ギガパワーランタン 天 オート GL-100AR
スノーピークのガスランタン最高峰。圧電着火で火花1つで点火できる。明るさ・品質ともにOD缶ランタンのリファレンス機。迷ったらこれを選べば間違いない。
5位:プリムス ランタン IP-2245A|半世紀選ばれ続ける定番
OD缶・手動点火。1970年代から改良を重ねて売られ続けている、ガスランタンの生きた古典です。スリガラスのホヤ越しの柔らかい光と、ワイヤーサスペンダーで吊り下げられる構造が特徴。ランタンハンガーやタープのポールに吊るして、テーブルの上を優しく照らす使い方が似合います。
点火装置がない分だけ構造がシンプルで、壊れる場所が少ない。登山用ストーブとOD缶を共有できることもあって、山寄りのキャンパーに支持され続けている理由がよく分かる設計です。13,200円という価格は光量だけ見ると割高ですが、これは「何十年も使える道具」への値付けだと理解しています。
口コミ要約(楽天・Amazon参考)
・テーブルランタンとして使い勝手がいい。スリガラスの光が優しい
・吊り下げできるのが便利。ソロのメイン灯としても十分

プリムス
プリムス ランタン IP-2245A
スウェーデン発プリムスの定番ガスランタン。スノーピークより低価格でクオリティは同等。シンプルな構造で故障が少なく、長年使い続けられる信頼性がある。
6位:イワタニ ジュニアランタン CB-JRL-2|カセットコンロと缶を共有できる
CB缶・自動点火・実売3,800円前後。家のカセットコンロと同じボンベがそのまま使える気軽さが最大の武器です。ソロ〜デュオのテーブル灯として過不足ない光量で、「ガスランタンの炎の灯りをまず体験してみたい」人の最初の1台に向いています。
割り切りポイントは冬。ブースターのような低温対策機構はないので、気温が下がる時期は素直に光量が落ちます。3シーズンのテーブル灯と考えれば、価格分の仕事はきっちりしてくれます。
口コミ要約(楽天・Amazon参考)
・家のカセットコンロとボンベを共有できる安心感が大きい。食卓には十分な明るさ
・ソロにちょうどいいサイズ感。ケース付きで持ち運びやすい

イワタニ
イワタニ カセットガス ジュニアランタン CB-JRL-2
家庭用カセットガスがそのまま使えるイワタニの小型ガスランタン。ケース付きで持ち運びやすく、テーブル灯として手軽に炎の灯りを楽しめる。
7位:コールマン ルミエールランタン 205588|マントル不要のキャンドル風
明るさより雰囲気を取る1台です。ルミエールはマントルを使わず、ガラスグローブの中で生の炎がゆらゆら揺れるキャンドル風ランタン。OD缶に載せてバルブを開け、ライターで火を付けるだけなので、マントルの空焼きという儀式がそもそも存在しません。
光量はろうそく数本分で、照明としては完全に脇役。その代わり、テーブルの上でこの炎が揺れているだけで食卓の空気が変わります。燃焼時間は230g缶で約28〜38時間と意外に長持ち。メイン灯が別にある人が「雰囲気の一皿」を足すための道具です。倒すとグローブが割れるので、持ち運びは付属ケースではなく市販のハードケースを用意したほうが安心です。

コールマン
コールマン ルミエールランタン 205588
マントル不要のキャンドル風ガスランタン。ガラスグローブの中で揺れる生の炎を、OD缶に載せるだけで楽しめるコールマンの定番おしゃれランタン。
8位:キャプテンスタッグ ガスランタン M UB-3021|2,000円以下のお試し機
OD缶・35W相当・1,980円。明るさは完全に手元灯レベルで、メインにはなりません。ただ、燃焼時間約7時間の低燃費と2,000円を切る価格は、サブ灯・読書灯としては十分アリです。マントルの空焼きから点火・消灯まで、ガスランタンの作法をこの価格で一通り体験できるのは悪くない選択です。

キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグ ガスランタン M UB-3021
2,000円以下の最安値クラスガスランタン。明るさは抑えめだが、テーブルの手元照明やトイレへの道しるべランタンとして使うなら十分。サブ機として持つ価値がある。
僕ならこう選ぶ
10年ガスランタンをメインにしてきた立場で、状況別に選ぶならこうです。
- 家族キャンプのメイン灯を1本 → ノーススター。10年使った実績込みで、光量・手軽さ・ランニングコストのバランスはこれが一番です
- 予算6,000円で最初の1本 → SOTO ST-233。CB缶の弱点対策まで入ってこの価格は他にありません
- CB缶バーナーと燃料を統一したい → ユニフレーム UL-X。純正プレミアムガス前提ならメイン灯を張れます
- OD缶バーナー持ちのソロキャンパー → 天 オート か プリムス 2245A。燃料共有+テーブル灯として気持ちのいい2択です
そして燃料が何であれ、テント内用のLEDは必ず別に用意してください。ガスランタンは外の灯り、LEDは幕内の灯り。この2灯体制が大前提です。
置き方のコツもひとつだけ。虫の多い季節は、メインのガスランタンを食卓から2〜3m離れた風下側に置いて虫をそちらへ集め、手元は小さい灯りで済ませると食事が快適になります。ノーススターくらいの光量があると、この「おとり運用」がきれいに決まります。
まとめ
ガスランタン選びは「OD缶かCB缶か」を先に決めるのがすべてです。冬や標高の高いサイトまで視野に入れるならOD缶、コンビニ調達のラクさを取るならCB缶。そのうえで、ファミリーのメイン灯ならノーススター、コスパならST-233、CB缶の本格派ならUL-Xが僕の結論です。
マントルの予備2〜3枚と、テント内はLEDという鉄則。この2つさえ守れば、ガスランタンは10年付き合える道具です。シューッという燃焼音と炎の灯りがある夜は、LEDだけの夜とは別物ですよ。
テントを買ってこれから道具を揃えていく方はテントの次に揃えるギアの記事も、テント内の灯り選びはテント内LEDランタンおすすめもどうぞ。