
ピコグリル398

Tokyo Camp焚火台
ピコグリル398 vs Tokyo Camp焚火台どっちを買うべき?【2026年】1万円の差を正直比較
迷ったらこの2つ — まず候補を絞る
予算・用途に合わせて選んでください
結論から言います。徒歩キャンプやバックパックキャンプがメインなら、ピコグリル398一択。車移動がメインで、コスパ重視なら、Tokyo Camp焚火台が正解です。
結論: 徒歩・バックパックならピコグリル398、車移動・コスパ重視ならTokyo Camp焚火台。移動手段で決めれば、まず失敗しません。
焚き火台選びで必ず名前が挙がるこの2台。「1万円の差は軽さだけでしょ?」と聞かれるんですが、実はそう単純じゃない。耐久性、調理のしやすさ、組み立てのクセ、そして長期間使ったときの満足度。比べてみると、それぞれ全然違う方向に振り切った設計思想が見えてきます。
立場を先に明かしておくと、僕のメイン焚き火台はスノーピークの焚火台Lです。最初に買ったキャプテンスタッグを4年使い倒して変形するまで燃やし、「一生モノ」としてスノピに乗り換えました。ただ、いかんせん重い。だからソロ用の軽量2台目としてピコグリルをずっと気にしていて、この比較記事はその「買う直前の人間の目線」で書いています。
迷ったらこの1本
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 徒歩・バックパックキャンプ | ピコグリル398 |
| 車移動・コスパ重視 | Tokyo Camp焚火台 |
スペック比較——数字で見る2台の違い
| 比較項目 | Picogrill ピコグリル398 | Tokyo Camp Tokyo Camp焚火台 |
|---|---|---|
| 価格 | ¥14,000 | ¥4,980 |
| 総合評価 | ★★★★★ 4.3 / 5 | ★★★★★ 4.5 / 5 |
| 収納 | A4サイズ | 36×18cm |
| 火床 | 38.5×26cm | 36×22cm |
| 素材 | ステンレス | ステンレス |
| 組立 | 3パーツ | 3パーツ |
| 重量 | 約450g | 約965g |
| 購入する |
スペック表に出ない「使い勝手」の違いはこうです。
| 項目 | ピコグリル398 | Tokyo Camp焚火台 |
|---|---|---|
| 耐久性 | 薄め(華奢) | 厚め(頑丈) |
| 組立のクセ | 天板の表裏・方向に注意 | 迷わず組める |
| 調理エリア | 約20×20cm | 約20×30cm(幅広) |
| 薪の投入 | 大きい薪もOK | 22cm幅、2本並べ可 |
| 焚火台シート | 必須 | 必須 |
| Amazon評価 | 4.3(約3,000件) | 4.5(約7,600件) |
価格差は約9,000円。Tokyo Campが3台買えます。ただ、重量差は515g。この2つの数字をどう重み付けするかが、選択の分かれ道です。
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ピコグリル398のリアルな評価
たろーキャンプさんは「5年使ってもやっぱり飽きない焚き火台」と評しています。長年「一番出番の多い焚き火台」として愛用しているそうで、450g・A4サイズ収納は「徒歩キャンプの相棒」として替えが利かない存在。
一方で、「買ってはいけない6つの理由」という逆張りの記事やレビューが出るほど話題性のある焚き火台でもあります。挙げられるデメリットは3つ。組み立て時に天板の表裏・方向を間違えやすい。純正スピットが滑りやすくて調理中にヒヤッとする。そして灰が中央のスキマから地面に落ちるので、焚火台シートが必須。
つまり「軽さと携帯性は圧倒的だけど、細かい使い勝手にクセがある」というのが正直なところです。このクセを「味」と取れるか「面倒」と感じるかで、評価が真っ二つに分かれます。
Tokyo Camp焚火台のリアルな評価
Amazonで7,600件以上のレビューがついて4.5点。この数字だけでも信頼度の高さがわかります。
「5年使ってみた」というレビューでは「コスパ最強、買って良かった」と断言されていて、中には「ピコグリルより良き」「ピコグリルを超えた」と言い切る人もいます。天板が厚くてフレームも太いので、耐久性はピコグリルより上。5年使っても歪みが少ないという声が目立ちます。
デメリットは、焚火台シートが必須なこと(灰が穴から落ちる構造はピコグリルと同じ)、火床のバリで手を切るリスクがあること、調理面の高さが低くて火加減の調整がしにくいこと。この3点はセットで覚えておいた方がいいです。特にバリは開封直後が要注意。軍手をして組み立てるのが無難です。
ピコグリル398を選ぶべき人

- 徒歩キャンプ、バックパックキャンプがメイン
- 荷物は1gでも軽くしたい
- 収納サイズがA4に収まらないと困る
- 登山の延長でキャンプをしている
- 「道具としての美しさ」にお金を出せる
ピコグリルの最大の武器は450gという軽さです。Tokyo Campの半分以下。この差は手に持てば一瞬でわかります。バックパックに入れて山を歩く人にとって、500gの差は冗談抜きに大きい。水のペットボトル1本分ですからね。
火床サイズも38.5×26cmと広めで、ホームセンターの薪がそのまま乗る。収納はA4サイズでザックのハイドレーションスリーブに入る。この「大きく使えて小さくしまえる」設計が、スイスの職人芸です。
14,000円は高いけれど、「軽さに1万円」ではなく「軽さ+携帯性+デザインに1万円」と考えれば、徒歩キャンプの人には十分に元が取れる投資です。
Tokyo Camp焚火台を選ぶべき人

- 車でキャンプ場まで移動する
- コスパを重視したい
- 初めての焚き火台を探している
- 調理もガシガシやりたい
- 耐久性が最優先
Tokyo Campの強みは「安くて丈夫で、調理面が広い」こと。約20×30cmの調理エリアはピコグリルより幅が10cm広くて、スキレットやケトルを並べやすい。天板が厚い分だけ歪みにくく、長く使えるという安心感があります。
4,980円という価格は焚き火台としては破格です。初めての焚き火台で「とりあえず試したい」人にも、2台目として「ガンガン使い倒す用」を探している人にも刺さる。7,600件を超えるAmazonレビューが、その満足度を物語っています。
965gという重量は、車移動なら全く気にならないレベル。むしろこの重さが安定感に直結していて、風が強い日でも倒れにくい。ただし徒歩キャンプには向きません。ここだけはハッキリ分かれます。
ピコグリル398で後悔しやすいポイントは?
先に答えを言い切ります。後悔の火種は「組み立ての向きを毎回迷う」「純正スピットが滑る」「薄さゆえに歪む」の3つです。 逆に、これらを「450gのための割り切り」と納得して買う人は後悔しません。
順に見ていきます。天板の表裏・方向は構造上わかりにくく、慣れるまで毎回スマホで確認する人もいます。
その「毎回スマホで確認」の答えがこの動画です。組み立ての向きは一度見れば体が覚えます。
スピットは丸棒なので、クッカーを載せると回転して滑ることがある。そして薄いステンレスは熱で波打つように歪みます——これは不良品ではなく、軽量化と引き換えの仕様です。歪んでも使用に支障はありませんが、「新品の美しさが保たれる道具」を期待すると裏切られます。
もうひとつ、偽物・コピー品を掴む後悔が実は一番多い。半額以下の「ピコグリル風」は火床の精度が悪く、1シーズンで使い物にならなくなる報告が目立ちます。買うなら正規品。コピー品の価格帯で探すなら、最初からTokyo Campを選ぶほうが確実です。
Tokyo Camp焚火台で後悔しやすいポイントは?
こちらも即答します。「開封直後のバリで手を切る」「調理面が低くて火加減しづらい」「965gは徒歩キャンプに持ち出せない」の3つです。 車移動でのんびり焚き火を楽しむ人なら、どれも致命傷になりません。
バリは個体差がありますが、最初の組み立てだけは軍手推奨です。調理面の低さは、五徳や太い薪で高さを稼ぐ工夫でカバーできます。重量だけはどうにもならないので、将来「バックパックで山に入りたい」と思っている人は、最初からピコグリルに投資したほうが二重買いを防げます。
……と書きながら、僕自身は「徒歩用にピコグリル、が正解なのはわかっているけど、Tokyo Campの4,980円も捨てがたい」と今も揺れています。焚き火台は消耗品と一生モノの中間にある道具なので、この2台で迷う時間も含めて楽しんでください。
一緒に買うべき周辺装備は?
どちらを選んでも、最低限そろえるものは同じです。焚火台シート・革手袋(または軍手)・火吹き棒の3点。合計2,000〜4,000円ほど見ておいてください。
- 焚火台シート: 両者とも灰が下に落ちる構造なので必須です。地面保護はキャンプ場のマナー以前にルールになりつつあります
- 革手袋: Tokyo Campの開封直後のバリ対策と、薪の扱い両方に効きます。軍手より革が安心
- 火吹き棒: 火床が浅いこの手の焚き火台は、風の送り方ひとつで火力が全然変わります。選び方は火吹き棒おすすめ5選にまとめました
ピコグリル純正スピット(串)は滑るという声が多いので、調理メインの人は100均の焼き網をサイズカットして載せる定番ハックがおすすめです。数百円で調理の安定感が別物になります。
1回あたりいくら?——スペック厨の元取り試算
買う前に僕がいつもやる計算です。月1ソロで年10回、5年使うとして50回。
| ピコグリル398 | Tokyo Camp焚火台 | |
|---|---|---|
| 本体価格 | 14,000円 | 4,980円 |
| 50回使った場合 | 1回280円 | 1回100円 |
| 差額 | 1回あたり180円 | — |
1回180円の差を「缶コーヒー1本ちょっと」と見るか、「50回で9,000円」と見るか。ここで大事なのは、この180円で買っているのは軽さだけじゃなくて「ザックに常駐できる権利」だということです。車キャンプならこの権利は不要なので、Tokyo Campの100円/回が文句なしの正解になります。
ちなみに最初のキャプテンスタッグを4年で壊した僕の経験から言うと、焚き火台は「壊れるまで使い切れる」数少ないギアです。どちらを買っても、使い倒せば元は取れます。
まとめ
ピコグリル398とTokyo Camp焚火台。1万円の差は、軽さだけではありません。
ピコグリルは450gの軽さとA4収納という「持ち運びの極致」。Tokyo Campは4,980円の価格と頑丈さという「コスパの極致」。同じ焚き火台なのに、目指しているゴールが全然違います。
だからこそ、選び方はシンプルです。徒歩やバックパックで山に入る人は、ピコグリル。車でキャンプ場に行く人は、Tokyo Camp。移動手段で決めれば、まず失敗しません。
どちらを選んでも、焚火台シートだけは忘れずに。