テント用ポータブルクーラー・冷風機おすすめ比較【2026年】真夏キャンプを涼しくする方法

テント用ポータブルクーラー・冷風機おすすめ比較【2026年】真夏キャンプを涼しくする方法

迷ったらこの3つ — まず候補を絞る

予算・用途に合わせて選んでください

1コロナ OUTFIELD BREEZE BOX PA-F85A

コロナ OUTFIELD BREEZE BOX PA-F85A

¥59,800

重量: 13.6kg / 電源: AC100V

2EcoFlow WAVE 3

EcoFlow WAVE 3

¥149,930

重量: 15.6kg / 電源: AC/DC/ポータブル電源

3EcoFlow WAVE 2

EcoFlow WAVE 2

¥110,000

重量: 14.5kg / 電源: AC/DC/ポータブル電源

テント用ポータブルクーラー・冷風機おすすめ比較【2026年】真夏キャンプを涼しくする方法

真夏のキャンプサイト

去年の8月、道志の森キャンプ場で地獄を見た。

テント内の温度計が深夜1時に36℃。USB扇風機を「強」で回しても、熱風が顔に当たるだけ。妻は「もう帰りたい」、子供たちはぐずって泣く。朝まで一睡もできず、翌日は全員ゾンビ状態で撤収した。

あのとき痛感したのが、扇風機は「空気を循環させる」道具であって、「空気を冷やす」道具ではないということ。外気温が30℃を超えている真夏の夜、扇風機でかき混ぜたところで30℃の風が来るだけだ。

じゃあどうするか。答えはシンプルで、ポータブルクーラーを持っていく

2026年はキャンプ向けポータブルクーラーの選択肢が一気に増えた年で、6月30日にはあのコロナ(暖房・エアコンの国内大手)がアウトドア専用のポータブルエアコン「BREEZE BOX」を発売する。家庭用エアコンで培った技術をキャンプに持ち込んできた本命機で、ぼくも発売日に注文した。

この記事では、2026年夏に買えるポータブルクーラー4モデルを比較して、「結局どれを買えばいいのか」をはっきり書く。ポータブル電源との組み合わせ提案もあるので、真夏キャンプの暑さ対策を本気で考えている人は最後まで読んでほしい。

扇風機で十分な人は、別記事のキャンプ用充電式扇風機おすすめ7選をどうぞ。


ポータブルクーラーの種類と仕組み ── コンプレッサー式と冷風扇の違い

ポータブルクーラーと一口に言っても、「本当に冷える」ものと「気休め程度」のものがある。ここを間違えると、高いお金を出して買ったのに「全然涼しくない」と後悔する。ぼくが最初に買った3,000円の冷風扇がまさにそれだった。

コンプレッサー式(ポータブルエアコン)

家庭用エアコンと同じ仕組み。冷媒ガスを圧縮・膨張させて空気を冷やす。外気温から−7〜−10℃の冷風を作れるのが最大の強み。35℃の真夏でも25〜28℃の風が出る。これは体感で明確に「涼しい」と感じるレベルだ。

ただし構造上、必ず排熱が出る。冷やした分の熱をどこかに逃がさないといけない。テントで使う場合は排熱ダクトをテントの外に出す必要がある。消費電力も150〜700Wと大きいので、ポータブル電源が必須になる。

今回紹介する4モデルはすべてコンプレッサー式だ。

冷風扇(気化熱式)

水や氷が蒸発するときの気化熱で空気を冷やす方式。扇風機に濡れタオルを付けたようなイメージ。価格は3,000〜10,000円と安いが、冷却能力はかなり限定的で、外気温から−2〜−3℃程度しか下がらない。

しかも湿度が上がるので、テント内がジメジメする。真夏のキャンプ場はただでさえ湿度が高いので、冷風扇を回すと逆に不快になるケースも多い。

結論として、真夏のテント泊で確実に涼しくしたいなら、コンプレッサー式のポータブルクーラー一択。冷風扇は「ないよりマシ」程度だと思っておいたほうがいい。


選ぶときの3つのポイント

ポイント1: 消費電力とポータブル電源の関係

ポータブルクーラーは消費電力が大きい。これが導入のハードルになっている。

計算はシンプルだ。消費電力(W)× 使用時間(h)= 必要な電源容量(Wh)

たとえば消費電力200Wのクーラーを5時間使うなら、200W × 5h = 1,000Wh。つまり容量1,000Wh以上のポータブル電源が必要になる。就寝時間を考えると、6〜8時間は回したいので、1,200〜1,600Whクラスが安心だ。

消費電力5時間稼働8時間稼働推奨ポタ電容量
200W1,000Wh1,600Wh1,000〜1,500Wh
400W2,000Wh3,200Wh2,000Wh以上
700W3,500Wh5,600Wh3,000Wh以上

コロナの BREEZE BOX(消費電力200W)のような省電力モデルなら、10万円台のポータブル電源で対応できる。EcoFlow WAVE 2のように最大700Wのモデルだと、大容量のポータブル電源が必要になる。クーラーの価格だけでなく、電源込みのトータルコストで考えることが大事だ。

ポイント2: 排熱の処理方法

コンプレッサー式クーラーは、冷やした分だけ熱を排出する。この排熱をテント内に放置すると、冷やしているのに暑いという矛盾した状態になる。

排熱の処理には主に3つの方法がある。

  • 排熱ダクト方式: ダクト(蛇腹のホース)をテントの出入口やベンチレーターから外に出す。もっとも一般的
  • テント外設置方式: クーラー本体をテントの外に置いて、冷風ダクトだけテント内に引き込む。コロナ BREEZE BOX はこの方式に対応
  • 窓パネル方式: 専用の窓パネルを使ってダクトを固定。EcoFlow WAVE シリーズは窓パネルが付属

ぼくの経験上、テントで使うなら出入口のジッパーを少し開けてダクトを出す方法が一番手軽。完全に密閉しなくても、排熱さえ外に逃がせば十分に冷える。

ポイント3: 騒音レベル

キャンプ場は静かな空間だ。隣のサイトに迷惑をかけない騒音レベルかどうかは、購入前に必ず確認してほしい。

目安として、50dB以下なら就寝時でもギリギリ許容範囲。40dB台なら優秀。60dBを超えると、テント内でも「うるさいな」と感じるレベルだ。ちなみに50dBは「静かなオフィス」程度、40dBは「図書館」程度の音。


おすすめ4モデル比較

比較表

項目コロナ BREEZE BOXEcoFlow WAVE 3EcoFlow WAVE 2山善 YEC-M03
型番PA-F85AZYDKT310ZYDKT210-JPYEC-M03
価格(税込)59,800円149,930円143,000円約25,000円
冷房能力0.48kW(850W冷風)1.8kW(6,100BTU)1.5kW(5,100BTU)約0.35kW
消費電力約200W690W(定格)700W(最大)約190W
温度低下外気温 −10℃約 −8℃(15分)約 −7℃約 −7℃
運転音40〜50dB44dB〜44〜56dB約58dB
重量約13.6kg約15.6kg約14.5kg約10kg
サイズ(mm)264×580×315519×297×336518×297×336270×266×432
バッテリー内蔵なしあり(1,024Wh)なし(別売)なし
排熱方式デュアル分離排熱ダクト+窓パネルダクト+窓パネルダクト
冷媒R32R290R290R32
暖房機能なしあり(2.0kW)あり(1.8kW)なし

注目の新製品 コロナ OUTFIELD BREEZE BOX PA-F85A

コロナ OUTFIELD BREEZE BOX PA-F85A

コロナ

コロナ OUTFIELD BREEZE BOX PA-F85A

重量13.6kg
電源AC100V
サイズ315×264×580mm

2026年6月30日発売 ── エアコンメーカーがキャンプ専用機を本気で作った

正直に言って、ぼくが今年一番注目しているキャンプギアがこの BREEZE BOX だ。

コロナは家庭用エアコンや石油ファンヒーターの国内大手メーカーで、窓用エアコンでは長年の実績がある。その技術をアウトドア向けに最適化して作ったのがこのモデル。「OUTFIELD」というアウトドア向け新ブランドの第一弾製品でもある。

最大の特徴は「D.H.E.システム(Dual Heat Exchanger System)」。冷風側と排熱側にそれぞれ専用の熱交換器・送風ファン・空気経路を持たせて、冷風と排熱を完全に分離する構造だ。一般的なポータブルクーラーは1つの熱交換器で冷風と排熱の両方を処理するため、排熱が冷風側に回り込んで効率が落ちることがある。BREEZE BOX はそれを物理的に防いでいる。

結果として、外気温に対して最大−10℃の冷風を実現。35℃の日でも25℃の風が出る計算だ。冷風の到達距離も約10mと長く、テント内の離れた場所まで涼しい風が届く。

そしてキャンプユーザーにとって何よりうれしいのが、消費電力が約200Wという省電力設計。EcoFlow WAVE シリーズの消費電力(690〜700W)と比べると約3分の1だ。容量1,000Whのポータブル電源で約5時間、1,500Whなら約7〜8時間の連続運転ができる。電源のコストを含めた導入ハードルが格段に低い。

本体は「日本製」。家庭用エアコンと同じ品質管理で生産されている点も、信頼性を重視する人には刺さるポイントだろう。

気になる点はいくつかある。冷房能力は0.48kWで、EcoFlow WAVE 3(1.8kW)の約4分の1。大型テント全体をキンキンに冷やすパワーはない。あくまで「冷風を直接体に当てて涼む」使い方が前提になる。暖房機能もないので冬は使えない。また、バッテリー内蔵ではないのでポータブル電源は別途必要だ。

ただし、59,800円という価格はこのカテゴリーでは圧倒的に安い。EcoFlow WAVE 3が約15万円、WAVE 2が約14万円であることを考えると、電源込みでも10万円台前半で導入できるのは大きなアドバンテージだ。

項目スペック
メーカーコロナ(日本)
ブランドOUTFIELD
発売日2026年6月30日
価格59,800円(税込)

口コミ(要約)

「吹き出し口の風が想像以上に冷たくて、ムシムシしたテント内が一気に快適になった。外気温より10℃くらい低い風が出ます」(2ルームテント利用)

「動作音が約40dbと控えめで、車中泊でも寝ている間気にならなかった」(車中泊利用)

「消費電力は少ないけど、1000Whのポータブル電源だと連続5時間くらい。連泊は電源容量を計算しておく必要あり」(ポータブル電源併用)

楽天で口コミをもっと見る →

| 冷房能力 | 0.42〜0.48kW | | 冷風能力 | 最大850W | | 消費電力 | 180〜200W | | 運転音 | 40dB(LOW)/ 50dB(MID) | | 重量 | 約13.6kg | | サイズ | 264×580×315mm(+脚) | | 電源 | 正弦波AC100V / 定格300W以上 | | 冷風到達距離 | 約10m | | 使用温度範囲 | 21〜43℃ | | 冷媒 | R32 | | 製造 | 日本製 |

こんな人におすすめ: ポータブルクーラーを試してみたいけどコストが気になる人。省電力で手持ちのポータブル電源(1,000Wh級)でも使いたい人。日本メーカーの信頼性を重視する人。


EcoFlow WAVE 3

EcoFlow WAVE 3

EcoFlow

EcoFlow WAVE 3

★★★★4.2
重量15.6kg
電源AC/DC/ポータブル電源
サイズ519×297×336mm

バッテリー内蔵の最強スペック ── 予算が許すなら一択

EcoFlow WAVE 3 は、2025年5月に発売されたポータブルクーラーの最上位モデル。前モデル WAVE 2 から冷却性能が約20%アップし、排熱ダクトの断熱構造も改良された。

冷房能力1.8kW(6,100BTU)は、今回紹介する4モデルの中で最強。6畳以下の空間なら15分で室温を約8℃下げられる。4〜5人用のドームテントなら、余裕で全体を冷やせるパワーがある。

最大の武器は1,024Whのリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを内蔵していること。ポータブル電源なしで最大8時間の連続運転が可能だ。夕方18時に回し始めて、翌朝2時まで。これだけもてば、気温が下がる深夜以降は扇風機に切り替えて朝まで快適に過ごせる。

バッテリーの充電も速い。AC充電なら75分でフル充電。1,000Wの急速充電に対応しているので、撤収前にサッと充電しておけば、次のキャンプでもすぐに使える。

冷暖房両対応で、暖房は2.0kW(6,800BTU)。春秋キャンプでも使えるので、年間通して活躍する。

アプリ連携でスマホから温度設定やタイマー操作ができるのも、テント内で横になったまま操作できるので地味に便利だ。

難点は価格と重量。本体149,930円に加え、追加バッテリー(別売)は6万円台。重量15.6kgは、車からサイトまで運ぶのにそれなりの体力がいる。消費電力690Wは、内蔵バッテリーが切れた後にポータブル電源で回す場合、かなりの大容量が必要になる。

項目スペック
メーカーEcoFlow
発売日2025年5月
価格149,930円(税込)

口コミ(要約)

「炎天下の車内でもしっかり冷風が出て感動した。旧型で不満だった水漏れやダクトの断熱が改善されている」(車中泊・真夏利用)

「バッテリー内蔵で電源なしでも動くのが最大の強み。冷却力は文句なし」(電源なしサイト利用)

「本体+バッテリーで25kg超とかなり重い。運ぶには台車や設置場所の工夫が要ります。通常モードは音もやや大きめ」(ファミリーキャンプ利用)

楽天で口コミをもっと見る →Amazonで見る →

| 冷房能力 | 1.8kW(6,100BTU) | | 暖房能力 | 2.0kW(6,800BTU) | | 消費電力 | 690W(定格・冷房) | | 運転音 | 44dB〜 | | 重量 | 約15.6kg | | サイズ | 519×297×336mm | | バッテリー | 1,024Wh(LFP内蔵) | | 連続運転 | 最大8時間(バッテリー) | | 充電時間 | AC約75分(1,000W急速) | | 冷媒 | R290(自然冷媒) | | その他 | アプリ連携・4WAY給電 |

こんな人におすすめ: 予算に余裕があって、テント全体をしっかり冷やしたい人。バッテリー内蔵でポータブル電源なしで使いたい人。冬キャンプでも暖房として使いたい人。


EcoFlow WAVE 2

EcoFlow WAVE 2

EcoFlow

EcoFlow WAVE 2

★★★★4
重量14.5kg
電源AC/DC/ポータブル電源
サイズ518×297×336mm

実績十分の定番モデル ── WAVE 3との価格差で選ぶ

WAVE 2 は2023年発売のロングセラーモデルで、ポータブルクーラーといえばこれ、というくらい定番の製品。WAVE 3の登場で型落ちになったが、基本性能は今でも十分に通用する。

冷房能力1.5kW(5,100BTU)で、4人用テントなら問題なく冷やせる。おやすみモードでは運転音が44dBまで下がるので、就寝時でもそこまで気にならない。

WAVE 2 の本体にはバッテリーが内蔵されていない。専用バッテリーパックが別売(セット価格245,300円)で、装着すれば最大8時間の連続運転が可能。ただし、バッテリーパックを付けると重量が約24kgになるので、機動性は落ちる。

給電方法はACコンセント、ソーラーパネル、ポータブル電源、シガーソケットの4通り。排気ダクトは2本付属で、それぞれ140cmまで伸ばせる。窓パネルも付属しているので、テントの出入口に設置しやすい。

WAVE 3 と比較すると、冷却能力は約17%低く、バッテリー非内蔵(別売)、排熱ダクトの断熱性能が劣る。ただし実売価格は WAVE 3 とほぼ同じ143,000円なので、今から買うなら正直 WAVE 3 を選んだほうがいい。セールや中古で安く手に入るなら WAVE 2 という選択もありだ。

項目スペック
メーカーEcoFlow
発売日2023年
価格143,000円(税込)

口コミ(要約)

「テント内で使って、送風を強にしても音が気にならずしっかり冷えた。冷暖房どちらも使えて一年中活躍」(テント内利用)

「おやすみモードにすれば44dbまで下がって就寝時も使える。ただ通常モードは寝るときやや気になる」(就寝時利用)

「ダクトの取り外しがしにくく破損に注意。ドレン水が溜まると送風に切り替わる仕様も好みが分かれる」(連泊利用)

楽天で口コミをもっと見る →Amazonで見る →

| 冷房能力 | 1.5kW(5,100BTU) | | 暖房能力 | 1.8kW(6,100BTU) | | 消費電力 | 700W(最大) | | 運転音 | 44〜56dB | | 重量 | 約14.5kg | | サイズ | 518×297×336mm | | バッテリー | 別売(1,159Wh) | | 連続運転 | 最大8時間(別売バッテリー使用時) | | 冷媒 | R290(自然冷媒) | | 排気ダクト | 2本付属(各140cm) |

こんな人におすすめ: セールや中古で安く買えるタイミングを狙える人。WAVE 3との価格差がある場合にコスパを重視する人。


山善 YEC-M03

山善 YEC-M03

山善

山善 YEC-M03

★★★★4
重量10kg
電源AC100V
サイズ270×266×432mm

約25,000円の最安エントリーモデル ── 冷房能力は控えめだが導入ハードルが低い

「ポータブルクーラーを試してみたいけど、いきなり10万円は出せない」という人に選択肢として挙げたいのが、山善の YEC-M03 だ。

冷風・送風・ドライの3モード搭載で、排熱ダクトも付属。消費電力約190Wと省電力で、1,000Whクラスのポータブル電源で約5時間稼働する。左右オートルーバーで風を広範囲に送れるのも、テント内での使い勝手を考えると良い点だ。

冷房能力は約0.35kWで、外気温から−7℃程度の冷風が出る。コロナ BREEZE BOX(0.48kW)やEcoFlow WAVE 3(1.8kW)と比べると能力は控えめだが、ソロ用テントや小さめのドームテントなら十分に涼しさを感じられるレベルだ。

重量約10kgはこのカテゴリーでは軽量な部類。車から運ぶのもそこまで大変ではない。

ただし注意点がある。運転音が約58dBとやや大きい。これは「普通の会話」レベルの音量で、就寝時に気になる人はいるだろう。また、あくまで「室内用スポットクーラー」として設計された製品なので、防水性や耐衝撃性などアウトドア向けの設計にはなっていない。

項目スペック
メーカー山善
価格約25,000円

口コミ(要約)

「扇風機よりひんやりした風が出て気持ちいい。木目調のデザインもおしゃれで部屋にも馴染む」(デイキャンプ・自宅併用)

「タイマーが便利で、置き場所を変えながら一日中使えるのが良い」(サイト内利用)

「稼働音は少し大きめに感じる。排熱の処理をしないと逆に暑くなるので置き方に工夫が要ります」(テント内利用)

楽天で口コミをもっと見る →Amazonで見る →

| 冷房能力 | 約0.35kW | | 消費電力 | 約190W | | 温度低下 | 外気温 −7℃ | | 運転音 | 約58dB | | 重量 | 約10kg | | サイズ | 270×266×432mm | | バッテリー内蔵 | なし | | 排熱ダクト | 付属 | | その他 | 左右オートルーバー・3段切タイマー |

こんな人におすすめ: まず低コストでポータブルクーラーを体験したい人。ソロ〜デュオキャンプがメインの人。自宅でもスポットクーラーとして兼用したい人。


ポータブル電源との組み合わせ提案

ポータブルクーラーは単体では動かない(WAVE 3のバッテリー内蔵モデルを除く)。ポータブル電源とのセットで初めて「キャンプで使える冷房」になる。

ここでは、各クーラーに合わせた電源の目安を提案する。ポータブル電源の詳しい選び方はキャンプ向けポータブル電源おすすめ5選を参考にしてほしい。

コロナ BREEZE BOX / 山善 YEC-M03 の場合(消費電力 約200W)

この2台は消費電力が200W前後なので、比較的小さめのポータブル電源でも対応できる。

電源容量稼働目安電源の価格帯
1,000Wh約5時間7〜10万円
1,500Wh約7〜8時間10〜15万円
2,000Wh約10時間15〜20万円

一泊キャンプなら1,000〜1,500Whクラスで十分。就寝中ずっと回したい(8時間)なら1,500Wh以上を用意しておくと安心だ。

具体的には、EcoFlow DELTA 2(1,024Wh・約14万円)やJackery Explorer 1000 Plus(1,264Wh・約13万円)あたりが候補になる。クーラーとの合計で約13〜17万円。

EcoFlow WAVE 3 の場合(バッテリー内蔵 1,024Wh)

WAVE 3 は本体にバッテリーが内蔵されているので、ポータブル電源なしで最大8時間の運転ができる。これが最大のメリット。

ただし、バッテリーが切れた後も使いたいなら追加の電源が必要。消費電力690Wなので、2,000Wh以上の大容量ポータブル電源が求められる。

  • バッテリーのみ: 8時間(追加投資なし)
  • バッテリー+WAVE 3専用追加バッテリー: 最大16時間(追加約6万円)
  • バッテリー+ポータブル電源2,000Wh: 8+約3時間(追加15〜20万円)

ぼくの結論は、WAVE 3 なら内蔵バッテリーだけで運用するのが現実的。8時間あれば、夕方から深夜2時くらいまで持つ。そこからは気温も下がるので、扇風機に切り替えれば朝まで快適だ。

総コスト比較

組み合わせクーラー価格電源価格合計
BREEZE BOX + 1,000Wh電源59,800円約8万円約14万円
BREEZE BOX + 1,500Wh電源59,800円約12万円約18万円
WAVE 3(内蔵バッテリーのみ)149,930円0円約15万円
山善 YEC-M03 + 1,000Wh電源25,000円約8万円約10万円

こうして見ると、導入コスト最安は山善の約10万円、バランス型はコロナ BREEZE BOX の約14万円。WAVE 3 は本体だけで完結するのが強みだが、15万円の初期投資は覚悟がいる。


FAQ

Q1. テント内でポータブルクーラーを使うのは安全?

安全に使える。ただし、換気は必ず確保する。コンプレッサー式クーラーはガスや一酸化炭素を排出しないので、燃焼系暖房器具のような危険はない。排熱ダクトをテント外に出すためにジッパーを少し開ける=自然と換気も確保される。ドレン水(除湿で出る水)の処理だけ忘れないようにしよう。

Q2. ポータブル電源なしで使えるモデルはある?

EcoFlow WAVE 3 はバッテリー内蔵(1,024Wh)で、電源なしで最大8時間運転できる。それ以外のモデルはすべてポータブル電源かAC電源が必要。AC電源付きサイトなら、どのモデルもコンセントに挿すだけで使える。

Q3. 2ルームテントでも使える?

使えるが、テント全体を均一に冷やすのは難しい。2ルームテントは室内容積が大きいので、インナーテント(寝室側)に集中して冷風を送るのがコツ。リビング側まで冷やそうとするとクーラーのパワーが足りないし、電力消費も増える。冷やすエリアを絞れば、BREEZE BOX クラスの能力でも十分に快適だ。

Q4. 電源付きサイトならどのモデルがいい?

AC電源付きサイトなら、電源容量を気にせず使えるのでどのモデルでもOK。ただし、キャンプ場の電源は通常10A(1,000W)までが多い。消費電力700Wの WAVE シリーズを使いながら他の家電(電気毛布・電気ケトルなど)を同時に使うとブレーカーが落ちる可能性がある。消費電力200Wの BREEZE BOX や山善 YEC-M03 なら、他の家電と併用しやすい。

Q5. 真夏キャンプでポータブルクーラー以外にできる暑さ対策は?

クーラーと併用すると効果が倍増する対策がいくつかある。

  • 標高の高いキャンプ場を選ぶ: 標高が100m上がるごとに気温が約0.6℃下がる。標高1,000mなら平地より約6℃涼しい
  • 遮光性の高いテント・タープを使う: TC素材やダークルーム仕様のテントは日射を大幅にカット
  • 充電式扇風機を併用する: クーラーの冷風を循環させるサーキュレーター的な使い方が効く

暑さ対策の詳しい方法は真夏キャンプの暑さ対策ギアまとめにまとめているので、あわせてチェックしてみてほしい。


まとめ ── 2026年夏、ぼくが買ったのはコロナ BREEZE BOX

真夏のテント泊で扇風機の限界を感じている人は、ポータブルクーラーの導入を検討する価値がある。

今回比較した4モデルを整理すると、こうなる。

  • コスパ重視で試したい人 → 山善 YEC-M03(約25,000円+電源)
  • 省電力 × 日本品質で選びたい人 → コロナ BREEZE BOX PA-F85A(59,800円+電源)
  • テント全体をしっかり冷やしたい人 → EcoFlow WAVE 3(149,930円・バッテリー内蔵)
  • セール・中古で安く見つけた人 → EcoFlow WAVE 2

ぼくはコロナ BREEZE BOX を発売日に予約した。決め手は3つ。消費電力200Wで手持ちのポータブル電源(EcoFlow RIVER 2 Pro・768Wh)でも約4時間使えること。価格が59,800円と手が届きやすいこと。そして日本のエアコンメーカーが本気で作ったアウトドア専用機という安心感。

届いたら実機レビューも書く予定なので、気になる人はまたチェックしてほしい。

今年の夏こそ、涼しいテント泊を。

よくある質問

Q. テント内でポータブルクーラーを使うのは安全?
安全に使えます。ただし換気は必ず確保してください。コンプレッサー式クーラーはガスや一酸化炭素を排出しないので燃焼系暖房のような危険はありません。排熱ダクトをテント外に出すためにジッパーを少し開ける=自然と換気も確保されます。ドレン水(除湿で出る水)の処理だけ忘れないようにしましょう。
Q. ポータブル電源なしで使えるモデルはある?
EcoFlow WAVE 3 はバッテリー内蔵(1,024Wh)で、電源なしでも最大8時間運転できます。それ以外のモデルはポータブル電源かAC電源が必要です。AC電源付きサイトなら、どのモデルもコンセントに挿すだけで使えます。
Q. 2ルームテントでも使える?
使えますが、テント全体を均一に冷やすのは難しいです。2ルームテントは室内容積が大きいので、インナーテント(寝室側)に集中して冷風を送るのがコツ。リビング側まで冷やそうとするとパワーが足りず電力消費も増えます。冷やすエリアを絞れば、BREEZE BOXクラスの能力でも十分快適です。
Q. 電源付きサイトならどのモデルがいい?
AC電源付きサイトなら電源容量を気にせず使えるのでどのモデルでもOKです。ただしキャンプ場の電源は通常10A(1,000W)までが多い。消費電力700WのWAVEシリーズを使いながら他の家電(電気毛布・電気ケトルなど)を同時に使うとブレーカーが落ちる可能性があります。消費電力200WのBREEZE BOXや山善 YEC-M03なら他の家電と併用しやすいです。
Q. 真夏キャンプでポータブルクーラー以外にできる暑さ対策は?
クーラーと併用すると効果が倍増する対策があります。標高の高いキャンプ場を選ぶ(標高100mごとに約0.6℃低下、1,000mなら平地より約6℃涼しい)、遮光性の高いテント・タープを使う(TC素材やダークルーム仕様は日射を大幅カット)、充電式扇風機を併用して冷風を循環させる、の3つが効果的です。

関連する記事

他のカテゴリの人気記事

PR|本記事にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれます。詳しくは編集ポリシーをご覧ください。