家族でキャンプするなら、テント選びはとても大切ですよね。 子どもが寝てから大人だけリビングでくつろぎたい、雨でも荷物を濡らしたくない——そういった現実的な要求に答えられるテントを選ぶことが、最初の大事なポイントです。
この記事では約3.5万円から約13万円まで、5モデルを実際のスペックで比較しました。
結論: 初めての家族キャンプならコールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+が最有力。長く使う本格派はスノーピーク ランドロック、予算を抑えたいならCSクラシックスで十分始められます。スペックだけで「最強」を選ぶならランドロック一択です。
迷ったらこの1本
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 初めての家族キャンプ | コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+ |
| 前室2つ・自由度重視 | DOD カマボコテント3 M |
| 長く使いたい・本格派 | スノーピーク ランドロック |
| 予算を抑えて始めたい | キャプテンスタッグ CSクラシックス BIGワンポールテント |
ファミリーテントはどう選ぶ?——押さえるべき3つのポイント
先に答えると、2ルーム構造・耐水圧2000mm以上・設営20分以内。この3つを満たすモデルを選べば大きな失敗はありません。順に説明します。
1. 2ルーム構造かどうか
リビングスペース(前室・リビングルーム)と寝室(インナーテント)が分離できる構造が家族には欠かせません。子どもを先に寝かせて大人が外で過ごせるかどうかで、キャンプの満足度が大きく変わりますよ。
2. 耐水圧は2000mm以上
突然の雨に備えるなら耐水圧2000mm以上を選びたいところです。「1500mm以上あれば大丈夫」という情報も多いですが、子連れで急な撤収は難しいですよね。余裕を持って2000mm以上を選んでおくと安心です。
3. 設営のしやすさ
初めてのファミリーキャンプで30〜40分の設営は消耗します。子どもが騒ぐ中での作業を想定すると、20分以内で立てられるモデルが現実的です。
おすすめファミリーテント5選
1位:コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+|定番の2ルームで失敗なし

コールマン
コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+
コールマンのダークルーム搭載2ルーム。日差しを遮って夏の幕内温度上昇を抑える遮光生地が最大の武器。リビング・寝室ともスカート付きでオールシーズン対応。初めてのファミリーテント定番。
定員:4〜5人
ファミリーテントの定番中の定番です。2ルーム構造でリビングが広く、テーブルとチェアを置いてもゆとりがあります。耐水圧2000mm、設営時間20〜30分と基本性能が揃っています。遮光率90%以上のダークルームテクノロジーが入っているので、夏の朝に寝室が蒸し風呂にならないのも効きます。
「初めてのファミリーテントに何を買えばいいか」と聞かれたら、僕はこれを答えます。ブランドの信頼性、部品の入手しやすさ、情報の多さ——どれをとっても安心感がありますよ。
レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です)
- 夫婦2人・初設営で35分。2回目からは25分で建ったという初心者の成功報告が多いです
- リビングが広くて雨の日も子どもが退屈しないと2ルームの価値を実感する声
- 注意点: 収納サイズが大きく約20kg。車の積載スペースは事前に確認を
2位:DOD カマボコテント3 M|前室2つ・使い方の自由度が高い

DOD
DOD カマボコテント3 M
半円形(カマボコ型)の独特フォルムで前室を両面に確保。インナーテントを外せばシェルターとしても使えるマルチな設計。ファミリーからグループキャンプまで幅広く対応。
定員:4〜6人
カマボコ型のユニークなシルエットが特徴です。最大の強みは前室が両側に付いていることですね。片側で料理、もう片側で子どもの遊び場——というレイアウトが取れます。インナーテントを外せばシェルターとしても使えるので、2〜3年使い続けられる汎用性がありますよ。
フロア耐水圧3000mmと防水性能も高いです。デザインにこだわりたい家族におすすめです。
レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です)
- 両側の前室が想像以上に便利。片方を土間、片方を子どもスペースにしているという声が多数
- 見た目で選んだが機能も本物だったとデザイン先行の満足報告
- 注意点: 結露はしやすい構造。朝の乾燥撤収に時間を見ておくこと
3位:スノーピーク ランドロック|長く使いたいなら最初からコレ

スノーピーク
スノーピーク ランドロック
スノーピーク2ルームテントの最高峰。圧倒的な居住性と耐久性で、悪天候でも快適に過ごせる。一度買えば10年以上使える本物志向のファミリーテント。
定員:6名
スノーピークの2ルームテントの最高峰です。高い?そう感じるのは最初だけかもしれません。耐水圧3000mm、フレームの剛性、縫製の精度——10年以上使える耐久性を考えると、むしろコスパは悪くないと思います。
前室はリビング部の奥行だけで365cm、本体幅405cmという圧倒的な広さです。悪天候でもリビングとして機能します。週1ペースでキャンプに行くような本気の家族には、最初からこれを選ぶ方が結局安上がりになりますよ。
レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です)
- 10年使う前提で買ったが、剛性と安心感は値段の価値があるという長期目線の声
- 強風の日に周りのテントが騒ぐ中、ランドロックだけ静かだったと剛性への信頼
- 注意点: 総重量約22kgは覚悟が必要。設営も最初は2人がかりです
僕自身は2016年からスノーピークのアメニティドームLを使い続けています。10年使ってなお現役ですが、子どもが大きくなってテント内で過ごす時間が増えたら——と買い替えの本命に据えているのがこのランドロックです。アメドで10年遊んだ上での結論なので、「長く使いたいなら最初からコレ」は本音です。
ちなみにドーム型テントの設営の基本動作は、アメニティドームの設営動画を見るのが一番早いです。うちのアメドLも10年間この手順そのままで建てています。購入前のイメージづくりにもどうぞ。
4位:ogawa ピルツ15 T/C|ポリコットン素材で一年中快適

ogawa
ogawa ピルツ15 T/C
国産老舗ブランドogawaのポリコットンティピー。夏は通気性よく涼しく、冬は保温性が高い。薪ストーブとの相性も抜群で、オールシーズン使える本格ファミリーテント。
定員:6〜8人
国産老舗ブランドogawaのティピーテントです。ポリコットン(T/C)素材は夏の通気性と冬の保温性を両立してくれます。結露しにくいのも大きなメリットで、朝の撤収がラクですよ。
薪ストーブを使いたい家族にも相性が良いです(煙突穴付きオプションあり)。ただし幕内で薪ストーブを使うなら、一酸化炭素チェッカーの設置と換気の確保が絶対条件です。ティピー型なので内部に広がりがあり、6〜8人でも窮屈感がありません。
レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です)
- T/C素材の空気感は化繊と別物。夏も冬も快適と素材への評価が高いです
- 結露が本当に少ない。朝の撤収が楽という実用面の声
- 注意点: 濡れると重く乾きにくいのがT/Cの宿命。乾燥できる環境が必要です
5位:キャプテンスタッグ CSクラシックス BIGワンポールテント|価格を抑えて始めるファミリーキャンプ

キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグ CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン460UV
2万円台で買えるファミリー向けワンポールテント。設営は中心のポール1本を立てるだけ。ティピーシェイプで見た目もおしゃれ。予算を抑えて始めたい家族に最適。
定員:5〜6人
「まず一度試してみたい」という家族に向いているのがこちらです。ワンポール構造で設営は10〜15分と最速クラス。中心のポールを1本立てるだけで自立します。
耐水圧2000mmと基本防水性能は確保されています。デザインもティピー型でキャンプ映えしますよ。本格的なキャンプにはまったら上位モデルへのステップアップを検討すればいいと思います。
レビューの傾向(各モールのレビューを読んだ僕の要約です)
- この価格でこの見た目と広さなら文句なしというコスパ評価が圧倒的
- 設営が本当に10分で終わる。子連れには正義とワンポールの速さへの声
- 注意点: 前室がないため、雨の日は靴と荷物の置き場に工夫が要ります
4人家族にはテント何人用サイズを選べばいい?
先に答えを言い切ります。4人家族なら「5〜6人用」表記を選んでください。 テントの定員表記は「大人がぴったり並んで寝られる人数」なので、荷物と着替えのスペースを考えると表記マイナス1〜2人が実際の快適人数です。
| 家族構成 | 推奨サイズ | この記事での該当 |
|---|---|---|
| 夫婦+未就学児1人 | 4〜5人用 | タフスクリーン2ルーム |
| 夫婦+小学生2人 | 5〜6人用 | カマボコテント3 M・ランドロック |
| 子ども3人・3世代 | 6人用以上 | ピルツ15 T/C |
うちは4人家族でアメニティドームL(6人用表記)ですが、子どもが小学生になった今、荷物込みでちょうどいい広さです。「小さいうちは4人用でも寝られる」のは事実ですが、子どもは確実に大きくなります。買い替え前提でなければ、最初から1サイズ上を選ぶほうが結局安くつきます。
5製品スペック比較表
商品ごとに仕様と購入先を確認できます。参考価格と販売店の現在価格は異なる場合があります。
コールマン
コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+
参考価格 ¥75,470
- 定員
- 4〜5人用
- 重量
- 約20kg
- 収納サイズ
- 約φ34×74cm
その他の仕様を見る
- 耐水圧
- フライ約3,000mm(寝室)・約2,000mm(リビング)、フロア約2,000mm、ルーフ約3,000mm
- スカート
- あり(リビング・寝室とも)
- 展開サイズ
- 約560×340×215cm
- 設営難易度
- アシストクリップで1人設営可(約20〜30分)
- インナーサイズ
- 約300×250×175cm
DOD
DOD カマボコテント3 M
参考価格 ¥79,640
- 定員
- 大人5名(寝室)
- 重量
- 約19.5kg(付属品込)
- 収納サイズ
- W69×D35×H31cm
その他の仕様を見る
- 耐水圧
- 3,000mm(フロア5,000mm)
- スカート
- あり
- 展開サイズ
- W300×D640×H195cm
- 設営難易度
- ポール4本のトンネル構造(約30分)
- インナーサイズ
- W280×D220×H170cm
スノーピーク
スノーピーク ランドロック
参考価格 ¥129,800
- 定員
- 6名
- 重量
- 約24.5kg
- 収納サイズ
- キャリーバッグ75×33×36(h)cm/フレームケース72×17×22(h)cm
その他の仕様を見る
- 耐水圧
- ルーフ3,000mm/ウォール1,800mm/ボトム1,800mmミニマム
- スカート
- あり
- 展開サイズ
- 625×405×205cm
- 設営難易度
- やや複雑
- インナーサイズ
- 310×240cm
ogawa
ogawa ピルツ15 T/C
参考価格 ¥79,800
- 定員
- 6〜8人用
- 重量
- 約14kg
- 収納サイズ
- 75×32×32cm
その他の仕様を見る
- 耐水圧
- 記載なし
- スカート
- 記載なし
- 展開サイズ
- 記載なし
- 設営難易度
- 記載なし
- インナーサイズ
- 記載なし
キャプテンスタッグ
キャプテンスタッグ CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン460UV
参考価格 ¥35,354
- 定員
- 5〜6人用
- 重量
- 約5.9kg
- 収納サイズ
- 62×23cm
その他の仕様を見る
- 耐水圧
- 2000mm
- スカート
- 記載なし
- 展開サイズ
- 記載なし
- 設営難易度
- 記載なし
- インナーサイズ
- 記載なし
| 比較項目 | コールマン タフスクリーン2ルームエアー/MDX+ | DOD カマボコテント3 M | スノーピーク ランドロック | ogawa ピルツ15 T/C | キャプテンスタッグ CSクラシックス ワンポールテント DXオクタゴン460UV |
|---|---|---|---|---|---|
| 参考価格 | ¥75,470 | ¥79,640 | ¥129,800 | ¥79,800 | ¥35,354 |
| 定員 | 4〜5人用 | 大人5名(寝室) | 6名 | 6〜8人用 | 5〜6人用 |
| 重量 | 約20kg | 約19.5kg(付属品込) | 約24.5kg | 約14kg | 約5.9kg |
| 収納サイズ | 約φ34×74cm | W69×D35×H31cm | キャリーバッグ75×33×36(h)cm/フレームケース72×17×22(h)cm | 75×32×32cm | 62×23cm |
| 耐水圧 | フライ約3,000mm(寝室)・約2,000mm(リビング)、フロア約2,000mm、ルーフ約3,000mm | 3,000mm(フロア5,000mm) | ルーフ3,000mm/ウォール1,800mm/ボトム1,800mmミニマム | — | 2000mm |
| スカート | あり(リビング・寝室とも) | あり | あり | — | — |
| 展開サイズ | 約560×340×215cm | W300×D640×H195cm | 625×405×205cm | — | — |
| 設営難易度 | アシストクリップで1人設営可(約20〜30分) | ポール4本のトンネル構造(約30分) | やや複雑 | — | — |
| インナーサイズ | 約300×250×175cm | W280×D220×H170cm | 310×240cm | — | — |
| 販売店 |
数値の一覧はこちらです。
| 製品名 | 定員 | 耐水圧 | 設営時間 | タイプ |
|---|---|---|---|---|
| コールマン タフスクリーン2ルームエアー | 4〜5人 | 2000mm | 20〜30分 | 2ルーム |
| DOD カマボコテント3 M | 4〜6人 | 2000mm(フロア3000mm) | 30分 | 2ルーム |
| スノーピーク ランドロック | 6名 | 3000mm(ルーフ) | 30分 | 2ルーム |
| ogawa ピルツ15 T/C | 6〜8人 | ─(T/C撥水) | 20〜30分 | ティピー |
| キャプテンスタッグ BIGワンポール | 5〜6人 | 2000mm | 10〜15分 | ワンポール |
テントの次に買い替えで失敗しやすいギアは?
ポータブル電源です。僕は3台買って、2台は失敗でした。
1台目は安さで選んだ200Wh級。夏の夜に扇風機を回したら、朝までもちませんでした。反動で買った2台目は2000Wh級で、容量は文句なし。ただ重くて、車から降ろすのが億劫になり、そのうち持って行かなくなりました。使わない電源は0Whと同じです。金額としては、こちらのほうがずっと高くつきました。
3台目でようやく落ち着いたのが768Whのモデルです。ファミリーキャンプ一泊にちょうど足りて、片手で車から降ろせる約7.8kg。2年以上使ってバッテリーのヘタりもありません。

EcoFlow
EcoFlow RIVER 2 Pro
販売店で価格・在庫を確認
販売店の残存在庫・中古品・保証条件を確認してください。RIVERシリーズの別モデルとの混同に注意。
送料・付属品・販売条件は各販売店でご確認ください。
ただ、これはすでに旧世代です。同じ基準で今から選ぶなら、こちらのほうが現実的だと思います。

Jackery
Jackery ポータブル電源 600 Plus
容量は632Whと僕の機種より少し下がりますが、重量は7.3kg。**選ぶ基準は容量ではなく「片手で車から降ろせるか」**だと思っています。1000Wh級は11kg超が普通で、僕が2台目で失敗したのがまさにその帯です。
夏に扇風機とライト、スマホの充電。この3つが一泊もてば、ファミリーキャンプの電源としては十分です。


